東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第30回、順天堂東医研で喋ってきました!!

2021.06.26

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6.24(木)の夜は、第30回、順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

今回のテーマは

 

「東洋医学では精神疾患をどう考えるか ~心身一如の具体性~」

 

です。

 

 

2018年の12月に第1回の講義をし、それから毎月、定期的に講義を行って、2年半が経ち、第30回まできたんですが、ここまでの講義で、医大生から実は一番多かった質問が、

 

「東洋医学では精神科疾患にどのように対応するのでしょうか??」

 

というものでした。

 

 

これについては、一般の方向けには、このブログでも何度か書いています。

 

カテゴリ「精神科疾患と東洋医学」 参照

 

 

僕はこれまで、この質問が出る度に、

 

「東洋医学では心身一如といって、心と体を分けて考えません。ですので、東洋医学的な考え方で体の状態を調えることは、そのまま心を安定させることに繋がります。(因みに”心身一如”はもともと禅の言葉らしいです。)

 

と、教科書的、総論的な答えをしてきましたが、これだと、詳細が分かりませんよね。(笑)

 

 

ですので、詳しいことはいずれ喋ります、として先送りにしてきたのですが、今回、zoomだし、録画できるし、アーカイブ化できるので、僕自身の失敗談、成功談含めて、気合入れて作りました。

 

 

でも2時間枠で、質問が出ることも考えると、湯液の話まではとても盛り込めないので、あくまでも基礎と鍼灸の話に寄せて、コンパクトに作りました。

 

 

結果は、非常に盛り上がりましたね。

 

 

学生さんたちの食いつきが、思いのほか良かったですし、参加された医師の先生方の発言も非常に良かったです。

 

 

谷川教授からも、近代日本の精神科における牽引者である中井久夫先生や、神田橋條治先生、現代心療内科の父ともいえる池見酉次郎先生の紹介もあり、

 

学生の皆さんは非常に勉強になったことと思います。

 

 

まだまだ語り足りないところはありますが、今後、第二弾があるかもしれません。(笑)

 

 

・・・ふう、今月は全日本鍼灸学会といい、大船GIMといい、今回の講義といい、なかなかヘビーかつ充実した活動が出来た月でした。

 

(実はまだ月内に楽しみなことが3つもあるんですが。。。(゚∀゚))

 

 

 

・・・まあ、7月は少しゆっくり過ごそうかな。

 

 

 

 

 

 

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