東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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日本中医薬学会 第2回『奇効李氏舌診法』セミナーに参加してきました!!

2021.04.28

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4.25(日)の夜は、日本中医薬学会のセミナーに、いつもお世話になっているご近所さんでもある、頼クリニック頼建守先生とともに、ゲストコメンテーターとして参加してきました!!

 

 

今回の講演テーマは「奇効李氏舌診法」の第二回の講演でした。

 

 

「李氏舌診法」というのは、中国の李芳祥先生という先生が提唱しておられる舌診の考え方で、舌の形態に非常に着眼した舌診法です。

 

 

まだお若い先生とお見受けする(御年齢は伺いませんでした)のですが、とてもユニークで発展性もある考え方であると感じましたし、何より、

 

自身の学説を紹介した、聴き取りやすい女性の声の日本語ナレーション付きの動画のクオリティーが素晴らしかったです。

 

 

プロが作った映像作品のようでした。(゜o゜)

 

(どうやって作成したのか、伺いたかったぐらいです。)

 

 

ああやって綺麗で纏まった、本格的な動画を作って、ネットを使って流せば、自身の考え方を英語圏や中国語圏にもアピールしやすいですね。

 

(これからは確実にそういう時代になることを予感しました。)

 

 

・・・まあこうやって、李先生のように、舌診などなど、これまで伝統的に伝えられてきた、東洋医学のあらゆる診断法も、現代の色々な知見も併せて、

 

臨床事実に基づいて、自分なりに再解釈を重ねていくというのはいいことだと思います。

 

 

李先生の主張の中で印象的だったのは、必ず『黄帝内経』『金匱要略』などの原典に書かれていること、「気一元」「左昇右降」など、

 

東洋医学固有の世界観をしっかりと踏まえよう、という気概があったことです。

 

 

伝統医学である東洋医学が、その原典たる古典や、古代中国の哲学、世界観を度外視して発展するというのは、僕にとっては無味乾燥なものに感じますので、

 

李先生のこの姿勢は「我が意を得たり」で嬉しかったですね。

 

 

また、以前このブログにも書いたような、「肝の臓」を重視し、肝を中心とした病理観を非常に重要視しているところも、個人的には大いにシンパシーを感じました。

 

 

まだまだ色々話したい、聞いてみたいと思いましたが、時間の関係であまりお話しできなかったことが残念です。(T_T)

 

 

・・・まあ、コロナが終息して、そのうちお会いできることがあったら、また色々聞いてみたいと思います。

 

 

 

世界にも、まだまだ色々な才能がいるなあー。。。

 

 

 

 

 

 

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