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こないだ、関西に行った時、大阪は鶴橋にあります、（社）北辰会本部の講師である堀内齋毉龍（さいりゅう）先生の天晴堂鍼灸院にお邪魔してきました。


堀内先生には以前から、陰に陽に、何かとお世話になっております。


僕は実はその時に、この本を、直接著者本人から、発売日前にゲットしておりました。（笑）


そして発売日前には読破しました。（笑）

本のタイトルは『弁証論治のための論理学入門』です！！


（↑文字クリックで購入ページへ）



・・・いや～しかし、この鍼灸業界に、なかなか珍しい、貴重な本が出ました。


この本は、北辰会きっての理論派であり、今や北辰会の頭脳といっても過言ではない存在である堀内齋毉龍先生が、


数年前からコツコツとまとめて来られ、この度ついに書籍化された本です。


内容は専門家向けであり、一般の方には難しいかとは思いますが、北辰会が非常に大事にする「医学の論理」というものを明快に解いた、


大変貴重な本だと思います。


素人にとってはなかなか難解な「論理学」という分野に、その明晰な頭脳を持って果敢に挑戦され、多くの専門書を十分に咀嚼、嚥下した上で、


それを鍼灸の理論とマッチさせて、コンパクトに分かりやすく、会話形式で説明する・・・、この本が書けるのは、鍼灸業界全体を見回しても堀内先生しかいないであろうと思います。


先生のご努力と信念が籠った、素晴らしい本だと思います。


実際に読んでみると、非常に分かりやすい！


一晩で読めてしまいました。


治療者の「感覚」、「五感」を使って診断する東洋医学ですが、それは決して当てずっぽうだったり、直感や経験則のみでやってるのではなく、


キチッとした「東洋医学の論理」のもとに為されるモノなのです。


巷ではよく勘違いされがちなこの部分を、「論理の構造」から、ズバッと、本格的に説明した本だと思います。


専門家の先生方、学生諸氏、是非ご一読を。


自信をもってお勧めします！！



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