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清明院の患者さんには、鍼灸学校や、鍼灸学校の教員養成科の学生さんが多くみえています。


以前お伝えしたように、清明院は2010年度から、大森にある東京衛生学園という学校の治療体験実習施設として、3年生の学生さんの体験治療を受け入れています。


はるばる・・・（その９）　参照


2011年度は、30名近い学生さんが来院されました。


また、2011年度からは、新大久保にある東洋鍼灸専門学校という学校で、私竹下が非常勤講師として教鞭をとっております。


2011年度　鍼灸学校との関わり　参照


こちらも、2012年度以降も継続していく予定です。


また、当院往診事業部のスタッフである松田も、神奈川にある、とある鍼灸学校で専任教員として教鞭をとっております。


そして僕自身も、教員養成課程を修了していますので、その当時の同級生から、学生さんを紹介されることもあります。


そんな訳で、鍼灸学校の学生さんが治療にみえることがよくあるんですが、学生さんというのは、一般の患者さんとちょっと違う場合があります。


中には本当に体が悪く、一般患者さんと変わらない方ももちろんおりますが、そうでもない方が多いです。


そうでもない方というのは、要は治療半分、勉強半分で治療にみえているワケです。


これは非常に意識の高い学生さんの行動であり、いいことだと思いますし、僕自身学生時代はそうでした。


何が自分に合うのか、何をやってみたいか、分からないうちは、色々な治療を受けてみる、というのが一つ、いい方法でしょう。


しかし中には、鍼灸学生であることを隠して、患者さんの「フリをして」何やら冷やかし半分みたいな態度で治療を受けにくるヤカラもいます。


（苦笑・・・北辰会ってなんぼのモンじゃ、竹下ってなんぼのモンじゃ、みたいなネ。）


まあ、そういうのも、見ようによっては可愛くも見えますが。


面白いもんで、冷やかし半分みたいな、ナメた気持ちで鍼を受けたら、鍼も「その程度のものとして」応じるように思います。


・・・まあこれまで、そこまで無礼な人はあまりいなかったけど、この道を志すからには、嘘なんかつかず、真摯な気持ちを持って、謙虚に、

真剣に、鍼を受けてもらいたいものです。


こっちは分かってても、あえて言いませんよ。

鍼の前で、ウソはつけない。

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