東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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再び「頭痛」について喋ってきました!!

2013.06.06

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昨日は、東洋鍼灸専門学校にて、再び「頭痛」について喋ってきました!!


今回、初めて同じテーマで2回に渡って講義しています。


なんで「頭痛」に時間をかけるのかというと、「頭痛」という症状が大事であることもあるけど、それよりも、使用している教科書である

『東洋医学臨床論 はりきゅう編』

の、「頭痛」の項に、

「外感病と内傷病」

であったり、

「東洋医学における”痛み”とは何か」

であったり、

「腎の異常」や「肝の異常」、「気血生成のメカニズム」、「痰飲や瘀血などの病理産物」

などなど、非常に重要な内容(テーマ)を多くはらんでいるからです。


こういう基本的なことが頭に入ってないと、あらゆる症状を訴えて患者さんが見えた時に、それが東洋医学的にどういう意味を持つのか、

どういう経過で治っていくのか、どういう治療方法が考えられるか、さっぱり分かりません。


脈だけ診て、受け売りの稚拙な技術で、ヤレ腎虚だのヤレ肝虚だのとノタマッテも、その「腎」って何なのか、「肝」って何なのか、「虚」とはどういう状態なのか、

 

で、それが今現在のこの症状とどう結びつくのか、こういうことがクリアに分かってないと、患者さんに東洋医学的な治療を提供することは不可能です。


当然、結果も出ません。


たまにいい結果が出たとしても、それは単なるマグレです。


医学にはなりません。


・・・おー、ちょっとヤル気が出てきたぞ。


学校教育。(笑)



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