東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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板藍根茶

2012.02.26

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患者さんから、最近、妙に院長室から香ばしい臭いが漂ってくるといわれました。(苦笑)


それもそのはず、最近ワタクシ、「板藍根茶(ばんらんこんちゃ)」というお茶をよく飲んでおります。(笑)


一般の方はあまり、聞き慣れないであろうこのお茶・・・。


実は中国では、「インフルエンザ予防のお茶」として、非常に有名なのです。


こんなことを僕が言うと、

「おいおいどうした竹下、How toモノじゃんかよ!!」

と言われそうですが、いやいや、そういうことが言いたいんじゃない。


単純に、

 

「わりかしウマイヨ!」

 

ということが伝えたいだけなのです。(笑)


このお茶の主成分である「板藍根」というのは、インフルエンザなどの外感熱病の際の頭痛、ノド痛、高熱、顔面紅潮などに使われる漢方薬である、


「普済消毒飲(ふさいしょうどくいん)」という漢方薬に含まれる、黄芩、黄連、連翹とともに「気分の熱をとる」主成分であります。

 

参考論文


アブラナ科の植物、菘藍(ショウバン・ホソバタイセイ)の根っこの部分を使うそうです。


中国では、一般庶民が、インフルエンザが流行る時期になると、このお茶を飲んだり、板藍根の入ったノド飴をなめたり、

 

板藍根を煎じた液体でうがいをしたりと、非常にポピュラーな予防法なのだそうです。


中国では、どこの家庭にも常備してあるぐらいなんだそうです。


ただしコレ、熱をとる力がけっこう強いので、余分な熱がカラダに籠っているタイプの人はいいだろうけど、もともと体を温める力の弱いタイプの冷え症の人があまり飲んだら、


かえってよくないこともあるので、ちゃんと東洋医学的な診断の出来る先生に診てもらってから、継続して飲むかどうかは慎重に考えましょうね。


なんでも、すぐ単純に飛びつくのはダメですぞ!

 



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この記事に関するコメント

“板藍根茶” への2件のフィードバック

  1. 安積正浩 より:

    熱の塊ですので、僕も一度検証してみます。
    自分の体で効果を見るのって楽しいですよね。
    てかハンくんて笑

  2. いんちょう より:

    安積先生
    コメント、ありがとう!!ヽ(^o^)丿
    > 熱の塊ですので、僕も一度検証してみます。
    やってみな~!普通にうまいよ。(笑)
    > てかハンくんて笑
    なんか妙に、頭に浮かんでしまいました。

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