東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「尺膚診」について 8

2015.09.18

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これまでのお話

 


「尺膚診(しゃくふしん)」について 
「尺膚診」について 2                     
「尺膚診」について 3          
「尺膚診」について 4
「尺膚診」について 5   
「尺膚診」について 6
「尺膚診」について 7   
参照



 

では続きいきます!


 

◆『黄帝内経』に繰り返し出てくる、皮膚観察の重要性

 


東洋医学には、「表をもって裏を知る」という考え方があります。

 



表面をよく観察することで、中の状態をうかがう。

 



これは『管子』の地數篇なんかにも出て来ますし、『黄帝内経素問』の5篇目、”陰陽応象大論”にも明記してありますし、

『黄帝内経 霊枢』
の中の75篇目、”刺節真邪篇”なんかにも、例え話を用いて示してあります。

(管子について、まだ書いていなかったようなので、後ほど書きましょう。てっきり書いたと思っていた。。。(*'ω'*))

「表を以て裏を知る」 参照

 


・・・まあ、この考え方からすれば、皮膚表面の異常をうかがえば、身体の中の状態が分かる、ということになるわけです。

 



そして、その具体例は、黄帝内経の中の諸篇にもチョイチョイ記載してあります。

 



例えば素問の23篇目、”宣明五気篇(せんめいごきへん)”と、霊枢の78篇目、”九鍼論(きゅうしんろん)”なんかには、

五臓の主(つかさど)る所として、心は脈、肺は皮、肝は筋、脾は肉、腎は骨、これを五主という。

と述べてあり、ここでは肺の臓と皮膚の関与を明記しています。

「肺」って何ですか?(その12) 
「衛気」って何ですか? その9  参照

 



因みにこの宣明五気篇というタイトルは、

”五臓の気について明らかにする篇”

という意味なんだそうです。 

(そのまんまだねー)

 


九鍼論の意味は、

”九鍼について論じる篇”

という意味です。

(こっちもそのまんまー)

 



もちろん、皮膚の状態から、肺の臓「以外の」臓腑の状態をうかがうことも可能なんですが、肺の臓と皮膚とが密接にかかわる、

ということについて、どういう意味なのか理解しておくことは、非常に重要なことだと思います。

 



続く

 




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