東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「経絡」って何ですか?(その6)

2012.04.27

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これまでのお話・・・



「経絡(けいらく)」って何ですか?

「心包」って何ですか?(その5)

「経絡」って何ですか?(その2)

「経絡」って何ですか?(その3)

「経絡」って何ですか?(その4)

「経絡」って何ですか?(その5)

「経絡」って何ですか?(その6)

 

 

 

続きいきます!!

 

前回までの話で、経絡の中にも、主要なものとサブ的なものがあります、といいました。

 



主要なものは「正経十二経(せいけいじゅうにけい)」といい、コレはそれぞれが六臓六腑に対応しております、という話もしました。

 


この中で、「六臓」に対応するものを「陰経(いんけい)」、「六腑」に対応するものを「陽経(ようけい)」といいます。

 


・・・こうやって、内臓も、経絡も、み~んな陰陽に分けて考えるのが東洋医学です。


 

しかし、だからと言って

「じゃあ陰経には陰の気が流れ、陽経には陽の気が流れるんですか!?」

とかいう、いかにも杓子定規な考え方は、まったくの短絡的発想でして、あくまで「気の通り道」として、もともと分けられないものを、

あえて相対論で分けるとすれば12に分けられ、さらに陰経、陽経と分けられるんだ、という、あくまでも

 

「相対的に分ければこうなるよね」

 

というお話なのです。

 


じゃあなぜ分けるんだ、という疑問については、そうやってみんなで共有出来る「テーゼ」を構築していかないと、医者同士の、

人体に対する共通理解が進まないし、当然、医学としての理論体系を構築していく場合に、不具合も生じるからです。

 



じゃあ、現代の高度な科学文明の粋を集めた精密機械をもってしても把握することのできない、もしかしたら古代中国人の勝手で主観的な創作かもしれない「気」や「経絡」というものを、

なぜこうも信じれるのかと言ったら、一つには、これが数千年の風雪に耐えて、患者さんの支持を得続けてきた理論であるからだし、

もう一つには、我々の実地臨床の現実と照らし合わせても、実際にその通りだと、実感が出来るからです。

 



でもこれも、勘違いして欲しくないのは、僕は東洋医学に則ってたら無条件にイイ、絶対に正しい、という考え方を持っているワケではないです。

 



東洋医学の学説や、古典の記載の中には、「ホントかなあ??」と思ってしまうような説があることも事実です。

 



ここは、今後研究していけばいいことだと思います。

 



あくまでも実際の臨床を通じて。

 

 

蓮風先生は常々、

 

「実践こそが唯一の物差し」

 

と仰います。

 


また、そういう信憑性の低い一部分だけをとって、東洋医学は間違ってる、オカルトだ、というのはおかしいし、数千年も脈々と続いてきたものを、

今さら全然違うものに作り変える必要なんて、あるんでしょうか。

 



効果があって、患者さんが認めればそれはもう立派な医療でしょ。

 



医学でしょ。

 



なんか経絡から話が逸れたんで、続きは次回。(苦笑)

 

 

 

「経絡」ってなんですか?(その7) に続く

 



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関連記事: 経絡(十二正経)

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