東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ②

2019.04.27

20190304_201151.JPG

 

 

 

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前回のお話し

 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ①    参照

 

 

 

◆ことの経緯

 

 

・・・まあ僕も、かれこれ10年以上、(一社)北辰会東洋鍼灸専門学校などで教鞭をとらせていただいて、それなりに

 

「東洋医学の教育」

 

というものに思いを致すことはありました。

 

 

東洋医学は、勉強を進めていくと、学・術ともに、たいへん高度な世界であり、本来は医師を志す、頭脳明晰な若い人にこそ、積極的に教育するべきものであるが、

 

現在の医学部では「東洋医学の教育」はほとんど行われていないのが現状。

 

 

日本国として公的に東洋医学を教育している教育機関は鍼灸マッサージの専門学校と大学のみです。

 

 

数ある医療系国家資格の中で、鍼灸マッサージ師だけは、国家試験にも東洋医学の問題が出題されます。

 

 

それ以外の、医師をはじめとする医療系国家資格の国家試験には、1問も出ません。

 

 

従って、東洋医学の教育を全くやってない学校もたくさんあります。

 

 

・・・にも拘らず、漢方薬の使用数、処方数は年々増加している、つまり、

 

「東洋医学をあまり(というか全然)よく知らない医師が、当たり前に漢方薬を保険で処方している現状がある」

 

という矛盾にも、大変問題を感じていました。

 

病院での漢方薬の使われ方 その4    参照

 

 

(一社)北辰会のような研究会も、東洋鍼灸専門学校のような鍼灸専門学校での教育も、もちろん必要だけれども、本当は医学部でこそ、「東洋医学の教育」がやれたら一番いいのになあ、という思いは、ずいぶん前からぼんやりとありました。

 

 

因みに、北辰会では数年前から蓮風先生直々に、医師を対象に鍼灸を教える「ドクターコース」を開講しております。

 

北辰会カリキュラム 参照

 

 

それもあって、医師への東洋医学教育、とりわけ医学部生に対する、というものを、数年前から、より強く意識するようになりました。

 

 

しかし、そのためにどう動いていいかも分からないし、大体からして、私の本分である日々の臨床だけでも殺人的に忙しいのに、時間と労力をそこまで割けない。。。

 

 

・・・そんな訳で、そこに関しては、ほったらかしのまま、時間だけが過ぎていく、という調子でした。

 

 

そんな折、たまたま2017年に、熊本で行われた日本中医学会で症例を発表しました。

 

日本中医学会に参加してきました!! 

いざ熊本へ   参照

 

 

ここで出会った、大分の鍼灸師である成田響太先生の御活動が、素晴らしいと思いました。

 

 

日々臨床をしている鍼灸師と医師とが協力しながら、医学生に東洋医学を教育している。

 

 

しかも、学生は自主的にSNSなどを活用して、他大学や、海外とまで繋がっている、という話を聴きました。

 

 

学会では、その学生さんとも少し話しましたが、よく言われるような、

 

「東洋医学をやっている医学生(医者)なんて、変わり者の、変な奴しかいない」

 

なんてイメージとは程遠い、実に真面目で爽やかな、礼儀正しい若者たちでした。

 

(聞けば学内での成績も大変優秀なんだとか。。。)

 

 

ここで、明らかに時代が変わってきているのを感じました。

 

 

志の高い医学生は、もうすでに色々分かっているし、東洋医学に可能性を感じているし、現にこういう活動が起こってきている。

 

 

医師と協力して、医学部内で東洋医学の講座を行う、臨床研修もフォローする、また、学生がSNSなどを活用して他大学にも声をかける、そしてあくまでも学生中心に活動を行い、

 

オジサンたちでそれを温かくフォローする、素晴らしいじゃないか、何とかこれを、関東でもできないか、と思って、色々と模索し始めたのが、ことの始まりでした。(笑)

 

 

 

続く

 

 

 

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