東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小児喘息と霊台

2014.04.09

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今日の東洋鍼灸専門学校での講義で話題になったので、ちょっと触れておきます。

 



教科書『東洋医学臨床論 鍼灸編』「小児喘息」のところの、治療穴に「霊台(れいだい)」という経穴が出てきます。

 



・・・これ、何ででしょ?

 



因みに霊台はここです。↓↓

 

霊台



↑↑反応で取っていますので、教科書的にはもう少し上だろ!という意見があるかもしれませんがあしからず。

 



霊台のちょっと上にある「身柱(しんちゅう)」という経穴も、小児喘息にはよく効く経穴として、本などにはよく紹介されております。

 



ここで重要なのは、患者さんも鍼灸師も、

「小児喘息=霊台とか身柱」

という、間違った考え方を持たないことです。

 


誰でも彼でも、小児喘息になったら霊台や身柱をやっておけば治るかと言うと、そうではありません。

 



”どういう場合に”霊台や身柱を使うのか、という診断力が重要なのです。

 




続く

 




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