東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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疲労と東洋医学 2

2014.04.24

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前回のお話・・・

疲労とは何か



では続きいきます。


前回、疲労の定義は西洋医学的には難しいが、東洋医学では古くから認識され、定義づけられ、治療されてきた、というお話をしました。



東洋医学的な疲労の原因は、

1.暑熱傷気(しょねつしょうき)

2.脾虚湿困(ひきょしっこん)

3.気血両虚(きけつりょうきょ)

この3つだそうです。

『症状による中医診断と治療 上巻』P101より)


まあこれも難しく考える必要はなく、要は疲労というのは、「気」とか、「血」の不足だったり、「脾の臓」の弱りから起こるのだよ、という考え方です。


これらについては

カテゴリ 気・血・水 
カテゴリ 脾・胃
「湿熱」について
   参照


あとは、脳の異常から来るものがあるとかいう考え方もあります。

(『霊枢 海論篇(33)』)



これが中医学の基本的考えなんですが、さてこれに、僕的には若干の異論があります。

 



続く

 




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