東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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インフル狂騒曲

2019.01.18

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世の中、インフル狂騒曲ですな。

 

 

テレビでもインフルインフル・・・。

 

 

ラジオでもインフルインフル・・・。

 

 

ネットでもインフルインフル・・・。

 

 

そしてお決まりの「予防接種って、意味あるんですか?」っていう、毎年恒例の質問も乱れ飛ぶ。(苦笑)

 

予防接種の是非

インフルエンザワクチンの時期   参照

 

 

僕は今年の正月、狭い個室居酒屋で、おそらくインフルに罹患済みであったろう友人二人(飲んでいる時はじゃっかんカゼ気味で、二人とも翌日高熱で寝込んだ)と、

 

近い距離で長時間飲んでいましたが、まったく罹患しませんでした。(゚∀゚)

 

 

患者さんでも、

 

「インフルエンザなので、2、3日寝て、動けるようになったら治療に行きます。」

 

というキャンセルの電話をくれる人もいれば、

 

「インフルエンザなんですけど、診てもらえますか?」

 

という人もいます。(笑)

 

 

東洋医学で、鍼灸でやってくれと言われれば、僕はやります。

 

 

インフルエンザでも、あまりにも毒性が強いようなものであれば東洋医学的には「疫癘の邪気」という扱いになるんでしょうけども、毎年巷で流行する、

 

タミフルリレンザイナビルゾフルーザラピアクタが効いて、2、3日で回復するようなものであれば、通常の感冒と同じように、『傷寒論』『温病学』の考え方で対応し、

 

うまくいったケースはこれまでにも数多く経験しています。

 

「疫癘」を含む記事 参照

 

 

基本的な六経弁証、衛気営血弁証、三焦弁証が大事ですね。

 

 

ただ、通常の風寒風熱と比較すると、やはり邪気の勢いが強いのは強いようで、数脈が緩まない、あるいは緩んでもすぐに戻るものは要注意だと思います。

 

 

「感染症に鍼灸は効かない!」と、頭ごなしに言われますが、本来は西洋医学とも積極的に協力できるところだと思うんですがね。。。

 

 

まあもちろん、こういうものを扱えるだけの学術がないのに触ったら、危険でしかないのは言うまでもないですが。

 

 

『傷寒論』『温病学』を読んでおり、六経弁証、衛気営血弁証、三焦弁証について理解し、これを鍼灸で臨床応用出来る鍼灸師が、日本にどれくらいいるかを考えたら、

 

仕方ないことかもしれませんね。

 

 

 

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