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これまでのお話
「肺胃不和」という証 4 参照
◆「胃の和降」って何じゃい??
前回までで、東洋医学固有の「肺の臓」というものの重要な生理作用の一つである「宣発・粛降」について、ごく簡単に説明を加えました。
今日は「胃の腑」の重要な生理作用である「和降」について、少し掘り下げてみたいと思います。
「胃の腑」についても、かつて書きました。
以前書いた際に強調したのは、「胃の腑」は隣接する「脾の臓」とワンユニットになって、生理作用を発揮しているということで、脾の臓の重要な生理作用である「昇清」に対して、
「胃の腑」は「和降」ということで、全身の気機の、上下のバランサーが脾胃なのだ、というお話をしました。
脾は挙げて、胃は下げる。
こうやって全身の気機の上下のバランスを、ほど良く調えている訳です。
・・・で、下げるは下げるでも、肺の臓のように「粛降」と言わずに「和降」あるいは「通降」あるいは脾の昇清に対して「降濁」という言い方をします。
「和」にしても「通」にしても、胃の腑のこの働きで重要なのは、”滞りなく降ろす”ということです。
口から入ってきた飲食物を、まずは受納し、腐熟(消化)し、重要な「水穀の精微(気血水の元)」を取り出し(吸収)、脾の臓はそれを上焦に持ち上げ、
胃の腑は残渣物を腸(小腸の腑、大腸の腑)に降ろしていくのです。
この、胃の腑の重要な働きがうまくいかなくなった病機を「胃失和降」と呼んでいます。
そしてこの、”滞りなく降ろす”働きを上(上焦)から支えてくれているのが、肺の臓の「粛降作用」である訳です。
(逆もまたしかりですが)
そして、あらゆる原因で、
1.肺の臓からの粛降の援助が得られなくなって、胃の腑の和降の働きが果たせなくなっているもの、
2.胃の腑からの和降の援助が得られなくなって、肺の臓の粛降の働きが果たせなくなっているもの
を、「肺胃不和」と呼んでいるのです。
続く
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