東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に参加してきました!!

2018.06.26

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24日の日曜日は、高田馬場で行われた、北辰会の勉強会に参加してきました!!

 

 

今回は午後からの参加。

 

 

午後ぶっ通しで、実技を指導させていただきました。

 

 

東京で行われるスタンダードコースは、聴講生班、初級班、中級班、という感じで分かれるのですが、僕は毎回、中級班を指導させていただいています。

 

 

中級と言っても、まだまだ基礎が押さえきれていない先生もいれば、基礎力はあり、開業して毎日バリバリ鍼灸臨床をやっている先生まで、レベルの差は様々です。

 

 

でもまあ、総じて皆さんヤル気があって良かったですね。

 

 

今回、指導していて面白かったのは、

 

「押手の指導」

 

というもの。

 

 

刺鍼は、右利きであれば普通は右手で鍼を刺し、左手は指で経穴の状態を的確にとらえた後、鍼を迎え入れるように刺鍼部位にピタッと構えます。

 

 

その左手のことを「押手(おしで)」と言いますが、この押手が実に重要です。

 

 

北辰会方式の特徴的な刺鍼術のことを

 

「撓入(とうにゅう)鍼法」

 

といい、代表的な押手の作り方が4つあるのですが、新風先生は最近、『黄帝内経霊枢』「小鍼解篇(3)」にある「守気(しゅき)」という言葉を使って、

 

皮膚表面の刺鍼部位の衛気を乱さないような、なおかつ全身に波及するような、押手の作り方を中級段階から意識するように教えています。

 

『小鍼解篇』、読んでくださいよ~~)

 

 

これは初心者にはなかなか難しい話ですが、中級以上になって、微細な刺鍼感覚が少しづつ分かるようになってくると、非常に重要であることに気づくんじゃないでしょうか。

 

 

これは臨床的な話で、経穴に応じて微妙に変えないとしょうがない部分です。

 

 

教えながらちょっとテンション上がりました。(笑)

 

 

 

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