東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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緩めりゃいいってもんじゃない。

2012.06.29

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ここんとこ、気候が不安定だったせいもあって、何人かぎっくり腰の患者さんを診ました。


(5、6人診たかな・・・?)


お蔭さまで全員経過良好なんですが、ここで、いつも思うのは、ぎっくり腰をやった人の腰を触ると、だいたい過緊張(筋肉が緊張しすぎている部分)があります。


僕は昔は、こういう筋肉の緊張を見つけたら、キツイ鍼をそこに何本か打って、ガンガン緩めりゃいいと思っていました。


「痛いから筋肉が緊張するし、緊張してるから痛い→だから緩めりゃ楽になるはず!」


という短絡的な、実にめでたい発想です。


事実、この考え方でもって、マッサージ店なんかでグイグイ患部を揉まれた結果、さらに悪くなった患者さんを診ることは珍しくありません。


現実は、甘くないのです。(笑)


僕もかつては、何度も失敗しました。


治療直後に、全く動けなくなってしまう患者さんもいました。


また、治療後は何となくよくても、次の日にもっとヒドくなったりとか・・・。(恥)


ぎっくり腰に限らず、人間の体に異常が起こった時は、その局所に限らず、全身様々な場所に過緊張と過弛緩が表われます。


我々はそれを「虚実(きょじつ)」なんて表現したります。


コレを正確に調整すると、基本的には弛緩している部分は緊張し、緊張している部分は弛緩します。


しかし場合によっては、もっと緊張する場合、もっと弛緩する場合もあります。


要は「診立て」の正確さが大事なのです。


つまり、まずは正確な知識と、十分な経験が大事なのです。


それなしで患者さんを触ってるなら、巷の無資格マッサージなんかと変わらんのです。



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この記事に関するコメント

“緩めりゃいいってもんじゃない。” への2件のフィードバック

  1. より:

    知り合いも、先週からぎっくり腰になられてます。子育て中の方なので、パパも大変だ‼と、人事の私は、鍼灸効きますよ~、と、宣伝しときましたが、私は治療出来ないので、あくまで、鍼灸を広めるべく宣伝活動でした♪( ´θ`)ノ
    小児鍼を勉強に行っていた時に、「ドーゼオーバーしなさい」と、言われました。要は怖がるな、と言う意味も含まれてますが。
    いやぁ~、ほんと、色んな知識も経験も必要ですよね~。
    勉強しますm(_ _)m

  2. いんちょう より:

    楽さん
    > いやぁ~、ほんと、色んな知識も経験も必要ですよね~。
    > 勉強しますm(_ _)m
    がんばってください。(笑)

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