東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

「憋気(へっき)」という病

2013.10.20

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細は
こちら。



**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
          にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************


こないだ、とある先輩から、「憋気(へっき)」という病の存在を教わりました。


「憋気(へっき)」というのはまあ、東洋医学的な病名みたいなもんです。


しかし、実は東洋医学をけっこう勉強している人でも、あまり聞きなれないこの病・・・。


日本語版の中医学書に、あまり出てないんですね。これ。


そこで、中国の詳しい本で調べてみると、現代人に意外と多い病のことを示しているようです。


『中医症状鑑別診断学 第2版』によると、「憋気(へっき)」とは、

◆胸の中が塞がったように通じず、鬱してのびやかでない。呼吸がしにくいものを指す。

とあり、似たような症状の「胸悶(きょうもん)」よりももっと重篤なものを指すようです。


原因となる臓腑の異常としては

1.肝の臓

2.心の臓

3.脾の臓と腎の臓

4.痰飲の邪気

が関与するものがあり、心、脾、腎が関与するのものでは、正気の弱りが関与する場合が多く、これらの3臓の働きは密接にかかわるので、

重層的に病んでいるケースも多いそうです。

 

要は正気の弱りが関わってくるようなものは治しにくい、ということです。

 

呼吸がしにくいのに、肺の病ではない、というのもポイントでしょう。



因みに肝、心、脾、腎、痰飲については、このブログでも触れています。

「心」って何ですか?(その7)
「肝」って何ですか?(その13)
「脾」って何ですか?(その9)
「腎」って何ですか?(その11)
「怪病多痰(かいびょうたたん)」という言葉
「痰(たん)」「瘀血(おけつ)」について            参照


また、『雑病源流犀燭(ざつびょうげんりゅうさいしょく)』という本に、「胸は、肝の分」という記載があり、これも興味深いです。



・・・まっ、たまには、こういう話も。(笑)



読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)


清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

関連記事: 東洋医学あれこれ

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿