東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

出べその病理 その2

2013.10.29

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細は
こちら。


**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
          にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************


前回のお話

出べその病理

 

では、続きいきます。


今日は、では東洋医学では、「小児臍突(しょうにさいとつ)」をどう考えるか、というお話です。


これは、女児に多く、小腸や腹腔の脂膜が飛び出すもの、と言われ、この点は西洋医学と変わりません。


東洋医学では、これが起こる原因を2種類に分けます。


1.もともと弱い体質で生まれたパターン

2.体に熱が籠ってしまっているパターン

という風に、です。


1.の場合は、泣くときに咳をし、大便をいきむときに臍が飛び出してしまう、指で戻せば戻るが、泣き出したりすると、また出てきてしまう、というものです。


2.の場合は、1.の症状プラス、夜になっても眠れず、落ち着きがない、という症状などを伴います。


1.のパターンであれば、おへそが出てこないようにガッチリ固定し、自然修復を待ち、無理なら手術も考慮する、とあります。


2.のパターンであれば、治療としては籠った熱を冷ますように、うまく発散されるように治療しなくてはいけません。


成人の場合でも、要は弱りが中心か、邪熱が中心か、あるいはその両方か、です。


例え、手術で見た目を改善したとしても、弱りや邪熱が改善されたわけではないので、再発することもあり、根本的な治療が必要でしょう。


こういうのを放っておくと、徐々に強力な病が形成されてしまうことがあります。


問診時、こういう情報が出た場合、キッチリ聞いておくことが重要です。


その人の体質、および今後どうなっていくか、を教えてくれる場合があります。


参考文献 『中医症状鑑別診断学 第2版』 人民衛生出版社



読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)


清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

関連記事: 東洋医学あれこれ

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿