東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

西洋医学の診断名と鍼灸治療のやり方

2014.05.15

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細は
こちら。


**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
    ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************



学生さんを教えていて、非常によくある質問。


聞き方とか内容とかの差異はあるにせよ、大体同じ事を聞いてくる。


どういう質問かというと、

「〇〇病(西洋医学的診断名)の場合、どういう治療をしたらいいんでしょうか。」

という質問。


これには、

「残念ながら、東洋医学では、西洋医学的に〇〇病だからこういうツボ!こういう証!という考え方はしません。

東洋医学的な診断(弁証)というのは、自分で徹頭徹尾、その患者さんの体質、病態を東洋医学的に考えないとできません。」

と答えざるを得ません。


そう答えると、なんか妙に、ガッカリしたような顔をされます。。。(苦笑)


学生さんからしたら、西洋医学が色々と精密検査をして、的確な診断名を付けてくれて、それに基づく鍼灸による治療方法が確立されていたら、

非常に楽で分かりやすい、と考えているからなんだと思います。


しかし、そんなわけない。(苦笑)


その考え方、一見合理的なようで、全然合理的じゃない。


そこに一刻も早く気付いてほしい。


そこがスタートラインです。


東洋医学には東洋医学独特の人体観、疾病観があります。


そういうことを大前提として理解しないと、東洋医学的な鍼灸治療はいつまで経ってもできません。


出来るようになっていきません。


・・・で、僕は、鍼という道具は、そういう風に「東洋医学的に」使わないと、真価が発揮できない、と考えています。


そうでないと、症状が出ている部位の付近を鍼灸で刺激するのみか、せいぜいその症状に効くと言われているツボに鍼を刺す、

というような、ある意味「物理療法」の一環としての、鍼灸治療”らしきこと”しかできません。


もちろん、それで治るものも、ないことはないですから、否定はしませんが、それは東洋医学的な鍼灸治療とは言えないでしょう。

 

「鍼灸」という道具を使っただけの「西洋医学」です。


西洋医学的な診断名も、病態や症状や予後を考える上での参考にはしますが、あくまでも参考です。





東洋医学の医者になろうと思ったら、そう簡単にはなれません。


ビッチリ勉強して5年10年、普通にかかるよー



読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)


清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

関連記事: 鍼灸学校、鍼灸学生に関して

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿