東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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学と術

2017.10.03

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東洋医学は医学である、というからには、「論理と体系」が必要。

 

 

理論化、体系化、教科書作成。

 

 

これはマス教育と相性抜群。

 

マス教育 参照

 

 

因みに、ちょっとややこしいですが、「論理」「理論」の違いを押さえておきましょう。

 

この話はややこしいサイトばっかりだけど、こちらのサイト様の説明が分かりやすかったです。

 

 

また、

 

「東洋医学は医術である!」

 

と言ったら、技術な訳ですから、指導者から個別指導で

 

「手から手へ」

 

でないと伝わらない代物となる。

 

 

まあ、そうやったとしても、ある程度センスのある人にしか、出来るようにはなりません。

 

(ただ、"ある程度"ですから、ほとんどの人は真面目にやれば大丈夫だと思います。)

 

 

東洋医学は、医学であり、同時に医術である、とすれば、机上の学問(マス教育)と指導者からの技術指導(個別指導)、それに加えて実地臨床を同時に経験することが重要、となる。

 

 

逆いうと、どれが欠けても、いっぱしにはなれない。

 

 

これの数年、数十年の絶え間ない繰り返しによって、

 

「誰でも一定程度は出来るけど、そのウデ(完成度)には、雲泥の差が出る」

 

という、東洋医学的な治療家が誕生します。

 

(まあ西洋医学でも、外科手術なんかの分野ではそうだわね。)

 

 

学と術、どちらも偏重になってはダメ。

 

 

理論ばっかりで、教条主義(ドグマティズム)に陥ってはダメ。

 

 

また、技術ばっかりで客観性、普遍性、再現性、論理的整合性のない医療ではダメ。

 

 

だけど臨床現場では、ゴチャゴチャ能書きよりも、治したもん勝ち。(笑)

 

 

バランス感覚、思い切りの良さなど、要は人間力が問われる。

 

 

 

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