東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「麦飯」ってどうでしょう?? 5

2017.07.07

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これまでのお話

 

「麦飯」ってどうでしょう??

「麦飯」ってどうでしょう?? 2

「麦飯」ってどうでしょう?? 3 

「麦飯」ってどうでしょう?? 4   参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆白米、東洋医学的にはどうか。

 

 

今日は白米の東洋医学のお話。

 

 

かなり前にチョロッと書きましたが、東洋医学では白米(うるち米)のことは粳米(こうべい)といい、もち米のことは糯米(だべい)といいます。

 

「大寒」とお餅 参照

 

 

もうあの記事から6年半も経っていることにひきましたが(苦笑)、今回はもう少し詳しく述べてみましょう。

 

 

粳米性は平、五味は甘、苦であり、脾胃を養う、と言われます。

 

カテゴリ 「脾胃」 参照

 

 

効能としては補中益氣、健脾和胃、徐煩渇、止痢、と言われます。

 

(要は胃腸、消化吸収機能をシャンとさせて、上下のアンバランスを調えるわけですな。)

 

 

しかし、当然ながら、粳米ばかりでは偏りますから、色々な食材を足しましょう、と、よく言われます。

 

 

家庭療法として面白いのが、鼻血が出た際に、米のとぎ汁を少し飲む(同時にゴマ油か大根の汁を点鼻する)とか、

 

乾煎りした米を煎じて飲み、夏バテや食欲不振や乳幼児の嘔吐に使ったり、お粥に蓮子を入れて不眠に使ったりと、

 

幅広い応用法があるようです。(゜o゜)

 

 

ただいずれにしても、お米のみ、という偏った摂り方は止めましょう、と言われます。

 

(まあ、別にそんなんしねーよ、って感じですがネ。(*‘∀‘))

 

 

次回はもち米(糯米)について考えてみましょう。

 

 

 

続く

 

 

 

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