東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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文化大革命と中医学 4

2017.04.16

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これまでのお話

 

文化大革命と中医学

文化大革命と中医学 2

文化大革命と中医学 3          参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆文革後の中医学復興

 

 

1976年、毛沢東の死とともに、文化大革命は収束します。

 

 

その後、難を逃れた老中医たちが息を吹き返し、徐々に中医学復興の動きが始まりました。

 

 

1982年には、湖南省で会議がもたれ、

 

「中医・西医・中西医結合」

 

の3つの勢力をともに尊重し、並存するという政治方針が確定し、中国の憲法にも

 

「中医学の発展」

 

という文言が入ります。

 

 

この方針が、現在まで「曲がりなりにも」続いている、と言っていいでしょう。

 

 

実は、ここでは詳しくは語りませんが、80年代にも、90年代にも、またつい最近も、中医学にはピンチがありました。(苦笑)

 

 

でもその度に、乗り越えて来れるのは、要するに中医学が「いいもの」だからだと思います。

 

 

因みにこの1982年は、東京衛生学園、教員養成科時代の恩師である兵頭明先生が、中国に留学して中医学士を取った年です。

 

(僕はその時、1歳です☆( ゚Д゚))

 

 

因みに因みに、藤本蓮風先生が関西で北辰会を設立したのが、その3年前の1979年。

 

(僕は生まれていません☆( ゚Д゚))

 

 

実は、僕が今、東洋鍼灸専門学校で教鞭をとっているのは、兵頭先生から、教員養成科の卒業の少し前に、当時東洋鍼灸専門学校の学科長であった、

 

島田力先生を紹介していただき、その御縁で、東鍼校に講師として呼んでいただいたのが始まり、という経緯があります。

 

 

そして、兵頭先生とも、島田力先生の御尊父である島田隆司先生(故人、元内経医学会会長)とも、北辰会の藤本蓮風先生は大変古い付き合いがあります。

 

 

何というか、不思議な御縁のようなものを、感じざるを得ません☆( ゚Д゚)

 

 

80年代には、焦樹徳(北京)・張鏡人(上海)・鄧鉄濤(広州)・陸完甫(成都)・柯雪帆(上海)らの老中医が訪日し、講演と臨床指導を行いました。

 

 

彼らが、日本の中医学の恩人、と言っていいのかもしれません。

 

平間直樹先生は、そのように仰っておられます。)

 

 

この中でも、広州の鄧鉄濤(とうてっとう)先生は、以前このブログでも紹介しました。

 

東西医学によるSARSバトル 参照

 

 

この先生は、とんでもない人物です。

 

 

また、鄧鉄濤先生は、2000年代後半から、蓮風先生、北辰会とも交流があります。

 

 

それについては、また機会があったら書きましょう。

 

 

 

 

まあそんなわけで、文革後の1980年代以降、中医学の復興が、不死鳥のように起こって来たわけですね。

 

 

まあでも、1980年代くらいは、実際に中国に留学された先生の話を聞くと、まだ中医師が妙にビクついているような空気があったらしいですがね。(苦笑)

 

 

 

続く

 

 

 

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