東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鍼灸師の土俵

2010.09.14

・・・こないだの飲み会で、先輩と話した内容が、ちょっと印象に残りましたので、書いておこうと思います。

飲み会での何気ない話題からインスパイアされて、大きな気付きや再確認を得ること、というのはすごく多いんです。

だからぜひ鍼灸師は、どんどん飲みに行くべきだと思います!(笑)

「酒は百薬の長」です!

「ノミニケーション」です!

(死語?)

まあ、要は酒に「飲まれ」なけりゃいいんです!!

あるいは「飲まれ」るタイプの人と飲まなけりゃいいんです!!

(苦笑・・・コレ意外と大事。)

・・・まあ、それはともかく、我々鍼灸師というのは、前回書いたような、「気」や「経絡」というものが”ある”と考える組と、

”そんなものない”と考える組の人たちが、実に不毛な争いをやってきた過去があります。

(・・・今でもか?今は冷戦状態か?ま、いーやどっちでも。)

しかし、これは非常に感情的な議論であり、最終的にはその感情論をごまかそうとするためか、

あるいはどうにか相手を論破しよう、自分が優位に立ちたい、という心持ちなのか、

第3者から見ると極めて難解な、「哲学論争」に発展したりした経緯もあります。

”あるのかないのか”に関して、現代科学的な手法で証明のしようのないものをまな板に乗せて、「哲学論争」なんてやったって、答えなんて得られやしません。

そこでもし仮に”答えらしきもの”を得たところで、

「だから何?」

「・・・で、どーすんの?」

「鍼がよく効くようになるの??」

って話です。(笑)

鍼灸師同士が、こういう、いつまでたっても終わらないような議論を続けていく、という方向性は、僕はあまり好きくありません。

せっかく、縁あって、「鍼」と「お灸」という、”病治し”のための素晴らしい武器を持たせてもらう機会を得たんだから、

やっぱ我々の土俵は、あくまでも「病治し」の現場でしょ!?

・・・それが一番スッキリしてるでしょ!

そこでやったことを、

「どーよどーよ??こんなんどーよ?」

と、ガンガン世に問う、これはいいと思いますが、それ以外のことは、なかなか今の僕にはムズいです・・・。

もちろん、鍼灸教育とか、鍼灸師の社会的地位向上のために尽力されている先生方のことは、尊敬しております。

現状の僕には、なかなかそっちは難しい、という意味です。

まあ色々言っても、鍼が最も輝くのは、「患者さんの前」です。

ここ数千年、それは変わっておりません!

・・・昼間っから、そば屋で飲みながら、そんな話をして、それを”楽しい”と感じることが出来る、

・・・そういうのって、ステキじゃないですか??

(病気っぽい?)

でも鍼最高。


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