東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小野太朗先生の言葉 6

2017.03.10

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これまでのお話

 

小野太朗先生の言葉 1

小野太朗先生の言葉 2

小野太朗先生の言葉 3 

小野太朗先生の言葉 4

小野太朗先生の言葉 5  参照

 

 

◆まとめ

 

 

小野先生は、科学万能と言われるにもかかわらず、その科学を理論のベースにした西洋医学が、当時のストレス社会における病人急増という現実を、

 

「大量投薬」でしのいでいる、と指摘します。

 

(ま、これは今も変わんないね。。。(~_~;))

 

 

そしてこの状況は、西洋医学の根底にある「合理的認識」の限界性を示しているんじゃないの?と、チクリとやります。

 

(まあこの論法での西洋医学批判は、現在でもよく用いられる言い方ですね。)

 

 

そして、西洋医学の「合理的認識」なるものの網の目からこぼれた患者さんに対して、鍼灸が有効であるという厳然たる現実を見る時、

 

ここに鍼灸医学の未来的有効性が潜んでいるのでは?と説きます。

 

(西洋医学に阿ることでしか生計を立てられない鍼灸師は、傾聴すべき発言ではないでしょうか。)

 

 

・・・で、ここまで説いてきたような、東洋医学独自の立場(東洋的合理主義、一元的治療)を堅持することで、

 

鍼灸が歴史的に付与される有効性は大である、と説きます。

 

 

そして、それでも現状、是認されているような諸法則を盲信することなく、あくまでも「臨床事実」をベースに、新たな法則を発見、検証し、

 

鍼灸医学独自の「医」の世界における存在価値を、自ら獲得することが、鍼灸とともに生きることを決心した者にとっては、

 

最上の「悦び」となる筈だ~!!と説きます。

 

(イイねー、同感!!(゚∀゚))

 

 

・・・で、最後に結びとして、ご自身の不勉強について謙遜しつつ、自分自身がこの論考を通じて

 

「鍼灸による、新しき生命の創造」

 

というキーワードに非常に惹かれたことと、

 

「医は仁術なり」

 

「学術道三味一体」

 

という古人の教えを、いつでも心しておきたい、と結んでおられます。

 

 

 

 

現在の鍼灸界は、45年前、小野先生が叫んだ上記内容とは、まったく違った現実になってしまっていないでしょうか。

 

 

東洋医学独自の考え方、鍼灸医学独自の「医」の世界、と客観的に思えるようなもので結果を出して、意地張れる鍼灸師が、

 

この日本に、どれだけいるのでしょうか。

 

 

鍼灸医学を「仁術」ととらえ、「学術道三味一体」の精神で、「新しい生命の創造」を真剣にやっている鍼灸師が、

 

この現代日本にどれだけいるでしょうか。

 

 

まあ僕も、そう偉そうに言えるほどの人物ではないけれど、こういう先輩の教え、主張を踏まえて、鍼灸医学の過去と現在を踏まえて、

 

鍼灸独自の”医”の世界における「未来的有効性」を、臨床現場から、追求していきたいと、改めて思いました。

 

 

小野太朗先生ね、もし今でも御存命であれば、一度お会いしてみたかったですね。

 

 

 

おわり

 

 

 

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