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これまでのお話
小野太朗先生の言葉 4 参照
◆鍼灸医学の未来
この論考は、昭和45年(1970年)に創刊された、東方会の機関誌『鍼灸医学』での、創刊号からの連載4部作なんですが、
その最終回である4回目で「鍼灸医学の未来」について触れています。
その中で小野先生は、あくまでも「文献的根拠に欠ける自説ですが」と断ったうえで、鍼灸医学の発展段階を三段階に分けます。
どう分けるかというと、
1.原初的「圧痛点」治療の段階
(症状の出ているところ、押さえて特異な感覚のあるところを押す、さする、叩く、鍼灸で刺激する)
2.「経穴」の存在を意識した段階
(症状と経穴の関係に着眼)
3.「経絡」の存在を意識した高度な段階
(経穴同士の相互関係などを意識し、有機的統一体としての病人把握を可能とした)
と分けます。
そして、今日最先端と言われる西洋医学なるものは、発想的には鍼灸医学で言えば2.の段階に近い、と斬ります。
(笑・・・イイデスネー☆(*‘∀‘) つまり鍼灸医学の有意性を言った訳で、鍼灸師、鍼灸医学者としての矜持を感じます。)
そして、鍼灸界が「古典派」「科学派」という風に分断されているのは、鍼灸の歴史的発展過程における自己の位置への認識が欠けているからだ、
と、鍼灸界全体にも批判を加えます。
(笑・・・けっこう狂犬です、小野先生。(゚∀゚))
そして、鍼灸界における「科学派」と言われる人たちの考え方も結局は上記の2.の段階と類似した立場であり、鍼灸の歴史的発展過程からすれば、
本来先進的なはずの、経絡的な発想をもっと持つべきだ!と説き、そしてそこが鍼灸の「未来的有効性」を秘めているのではないか?
そしてそこをもっと解明することが歴史的課題ではないか??と説きます。
〇
こういう話を、小野太朗先生は昭和40年代半ば(1970年代初頭)にしていました。
現在の北辰会の藤本蓮風先生や、積聚会の小林詔司先生たちとともに。
そしてそれから、45年以上が経ちました。
当時、小野先生が仰っていた、鍼灸医学の「未来的有効性」に関して、果たして45年経った現在、どうなったでしょうか・・・?
次回、まとめましょう。
続く
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