東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(社)北辰会5月本部臨床コース

2011.05.09

昨日、5月8日の日曜日は、大阪、上本町にて行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!


午前中は実技練習、


「背候診(はいこうしん)」


でした。


これについても、そのうち紹介しようと思っていますが、これの意味は読んで字のごとく、


「背中をうかがう診察法」


です。


清明院の患者さんや、北辰会の先生におかかりの患者さんなら分かると思いますが、僕たちはいつも、患者さんの背中を触って、どのツボが硬くなっているか、

 

冷えているか、熱を持っているかなどなど、あらゆる情報をキャッチして、東洋医学的な診断の材料にしています。


僕は上級班に参加させていただきましたが、久々に大八木敏弘先生という、大ベテランの先生に教えていただき、非常に参考になりました。


やっぱりベテランの先生の手はスゴイです。


数十年かかって出来てきた手です。


フッとさわられた瞬間の説得力が違います。


そして午後は、蓮風先生の代表講演特別編、


「この際だから分からないこと、聞きたいことを何でも質問しなさい。」


でした。


(笑・・・これが講義タイトルです。)


僕も、ここぞとばかりにいくつか質問させていただきました。


フロアからも盛んに質問が出て、しまいには実技披露まで飛び出して、非常に盛り上がりました。


・・・以前から思っていますが、蓮風先生は、「予定調和」というのを、あまり好まないんじゃないだろうか、と思います。


(間違っているかもしれませんが。)


これは以前、テレビでX JAPANYOSHIKIも言っていました。


おそらく「瞬間の美学」みたいなものが表現しにくくなる、ということだと思います。


・・・というかまあ、あまりテーマやしゃべる内容を限定して、カチッとした中でやると、窮屈なようです。(苦笑)


これまでも、昨日のようにテーマをあまり限定せずに、バンバン聴講者とディスカッションしながら、その場の雰囲気が盛り上がっていって、


「場」そのものがとてもいい雰囲気になると、スゴイ発言がバンバン飛び出すことが多いように思います。


蓮風先生は講義に対しても、アーティストなんだと思いますね。


そのあとは関東支部の学術副部長、川田浩之先生による症例発表、


「運動失調(うんどうしっちょう)」


でした。


今日は話が長くなったので、細かくは述べませんが(苦笑)、難しい症状に対して、北辰会方式ならではの治し方をされた、素晴らしい症例だったと思います。


そして終わった後は飲み会・・・。


そしてギリギリ最終の新幹線に間に合って東京へ・・・。


そして今朝からガンガン臨床・・・。


これ、僕的にはいいペース。

 

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