東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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3月(社)北辰会本部臨床コース

2012.03.12


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昨日、3月11日の日曜日は、大阪、上本町で行われた、(社)北辰会本部臨床コースに行ってきました!!


今回は午前中は実技練習の「総復習」、午後は加堂祐先生による症例レポート、「手のしびれ」。

 

その後藤本彰宣先生による「医学史~明代~」、

最後は島内薫先生による「方剤学」でした。


どの講義も非常に充実していましたが、今回個人的に印象的だったのは、藤本先生の「医学史」です。



僕はこの「医学史」というものをどうとらえているかで、その先生の「本気ぶり」とか、「この医学への姿勢」がよく分かると思っています。


個人的には、この科目は東洋医学をやる者にとって、非常に重要かつ絶対に外せない科目だと思います。


しかし、やもするとこのテーマの講義は、単純に歴史と登場人物を紹介し、その人物が何をし、何を言ったかだけを、


ただ抑揚なく羅列していくと、非常に退屈な講義になりがちなんですが、藤本先生自身や、北辰会の意見や考え方と絡めながら、


非常にうまく講義されていて、頷きながら聴きいってしまいました。(笑)


(・・・まあただ、まだ「医学史」そのものに興味が持てていない人にとってはどうだったかは分かりませんが。)


そのうちこのブログにも何か書こうかな、と思っていますが、中国において、明から清の時代というのは、一般的な中国史を考える上でも、


東洋医学史にとっても、非常に重要な時代です。


東洋医学自体がある部分で集大成されつつ、西洋医学との接触もありつつ、実は中国国内でも存続の危機に見舞われながらも、


結果的にちゃんと残り続けたという、学ぶべき事の多い時代です。


そして、終わった後は飲み会・・・。


今回はなかなかアツかったです。(笑)


同世代の先生方の中にも、この医学や患者さんのことをアツく、真剣に考えている先生がいらっしゃるということを、非常に嬉しく思います。


そういう個々が刺激しあって、高め合いつつ、周囲にいい影響を与えつつ、患者さんのためによりよい医療が出来れば、


素晴らしいことだと思います。



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