東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第8回 DAPAカンファレンスに参加してきました!!

2021.07.15

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7.12(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

3日連続勉強会のラストです。

 

 

今回のテーマは「緩和ケアと鍼灸」

 

 

緩和ケア専門の医師や看護師の先生方や、大学で緩和ケアについて研究なさっている先生、緩和ケアの現場で働いておられる鍼灸師の先生も参加されての、豪華メンバーでの勉強会でした。

 

 

今回の症例は「胆管癌(ステージⅣ)」と、「胸痛、呼吸苦」の二症例。

 

 

 

1例目は今回のテーマである「緩和ケア」の内容に合致した、末期の患者さんに対する対応の症例です。

 

 

医師から紹介を受け、往診に伺い、5回の往診の後に逝去された症例でした。

 

 

まあこの症例においては、末期がんの患者さんに往診に行ってくれと、医師から紹介が来る、このことが重要だと思います。

 

 

15年以上、鍼灸師として在宅医療に関わってきた私からすると、こういうインフラが、全国に当たり前にあればいいのに、と思いますが、

 

そういう、死を目前にした患者さんに、キチッと対応できる鍼灸師は、現実には非常に少ないのではないでしょうか。。。

 

 

私も最初は全然うまい対応が出来なくて、ずいぶん難渋しました。

 

 

また、二例目は、御主人を亡くされた後に胸痛を発症した奥様の症例。

 

 

緩和ケアの現場では、亡くなられるご本人は勿論、そのご家族への対応も重要になってきます。

 

 

我々からすれば、患者さんとは、亡くなられる寸前の僅かな時間しか関わらないことが多いですが、ご家族からすれば、その患者さんとは数十年の家族としての関わりがあり、

 

介護疲れや経済的な問題などもあり、亡くなられるまでの間に、病院や医師との関係がこじれたり、あるいは亡くなった後、肩の力が一気に抜けてしまって、

 

体調を大きく崩したりするケースは少なくありません。

 

 

そういう時に御家族(ご遺族)をフォローするのも、鍼灸の役割の一つだと思います。

 

 

なかなかデカいテーマなので、3回ほどシリーズで行われるようです。

 

 

私も症例を出そうかと思います。

 

 

・・・とまあこのように、非常に勉強になるDAPA、回を重ねるごとに受講者数が増えてきております!!

 

 

次回は8月2日(月)20:00~ 1時間程度です。

 

 

楽しみです!!

 

 

 

お申込みはこちらから近日中にいけるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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