東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

勉強会参加報告!

(社)北辰会2月本部基礎コース(補瀉、標本)

2011.02.21

昨日、2月20日の日曜日は、大阪上本町で行われた、(社)北辰会本部基礎コースに参加してきました!!今回は午前中は大ベテラン、大八木敏弘先生による、「補瀉(ほしゃ)」の講義。そして午後は奥村裕一学術部長による講義「標本(ひょうほん)」のあと、本部講師である岡崎真也先生による講義「選穴(せんけつ)」という、鍼灸の臨床をやる上で欠かせない考え方を、ベテラン臨床家である講師の先生方から聞けるということで、久々に基礎コースに足を運んでみました。・・・まあ、一般の方は聞き慣れないであろうこの3つ・・・。どれも非常に重要な考え方です。個人的には、奥村先生の講義の中で、江戸時代の名医、中神琴渓(なかがみきんけい)先生の症例を例に挙げて、「標本」を説明してらっしゃったのが印象に残りました。中神琴渓についても、そのうち紹介したいと思います。「標」と「本」については、以前このブログでも書きました。カテゴリ「再分 ....

(社)北辰会2月本部臨床コース 第二回陰陽論シンポジウム

2011.02.14

昨日、2月13日に日曜日は、大阪、上本町にて行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!今回は午前中は実技訓練「脈診(みゃくしん)」でした。僕は一応上級班に参加させていただき、大ベテランの、若干マニアックな先生方にご指導いただき、(笑)大変勉強になりました。北辰会では、「脈」以外にも「舌」や「腹」、「背中」、「手足の重要なツボの状態」などを見ながら、多面的に診断していきますが、あえて「脈」にこだわって診てみるというのも、大変いい勉強になります。それにしても、大先輩たちの超絶テクニックには、恐れ入りました・・・。「エエ~!?その発想は無かったワー・・・。」とか、「このケースでこのツボにいくの??いやあーそれはハードル高いっしょ~・・・。」とか、途中何度か試されたりしながらも、(苦笑)楽しんで勉強させていただきました。そして午後は、昨日の目玉企画である「陰陽論シンポジウム パート ....

(社)北辰会関東支部1月定例会

2011.01.24

昨日、1月23日(日)は、代々木にて行われた、(社)北辰会関東支部定例会に参加してきました! 今回は諸事情により、午後からの参加となりましたが、午後は1時からラストまで丸ごと、以前このブログでも紹介した、 『内経気象学』 鍼灸治療 内経気象学入門―現代に甦る黄帝内経による気象医学 著者:橋本 浩一 緑書房(2009-11) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る ↑コレね。 この本の著者である橋本浩一先生による、 「内経気象学基礎・季節天候と病証予測」 でした。 左が橋本先生です。ちなみに右は北辰会、方剤学の専門家である島内薫先生・・・。 なかなか貴重なツーショットです。 教頭先生と仙人のような、まったく違う雰囲気の二人ですが、とっても仲良しであります。(笑) 橋本先生は御自身の橋本鍼灸院で院長をされながら、北辰会でも長年役員、講師をされつつ、超難関資格 ....

(社)北辰会1月本部臨床コース

2011.01.17

昨日、1月16日の日曜日は、大阪で行われた、(社)北辰会、本部臨床コースに参加してきました!!都合により午後からの参加となり、残念ながら午前中の実技は受けられませんでしたが、午後は代表理事である藤本蓮風先生による代表講演、「北辰会の主張」でした。北辰会方式がなぜ少数鍼なのか、なぜ長い時間をかけて、詳細に問診するのか、それが現在の医療界で、どういう意義を持つのか、といった、基本的かつ重要な問題を、最新の臨床見解なんかも踏まえつつ、年明け1発目に再確認するような、素晴らしい内容でした。そのあと、清明院HPともリンクしている、大阪の廣田きらめき薬局、煌鍼灸院(ブログも必見!!)の院長である、廣田三知郎先生による症例発表、「騒音性耳鳴、無月経」の症例でした。廣田先生は僕と同年代ですが、薬剤師のライセンスも持ち、薬局と鍼灸院を一人で経営しつつ、ついでにたくさんのお子さんを育てつつ(笑)、鍼灸、漢方薬 ....

(社)北辰会関東支部研修会「順雪会」

2011.01.10

1月8日の土曜日の夜から、群馬県、草津温泉にて行われた、(社)北辰会関東支部主催、宿泊型大規模研修会「順雪会(じゅんせつえ)」に参加してきました!!!これまで、この研修会は基本的に関東支部の会員のみを対象とした研修会であり、あまり宣伝されてこなかったんですが、今回からは、定例会、北辰会HP等で大々的に宣伝し、事前に一般の先生や鍼灸学生にも参加を募ったところ、例年よりも多くの参加者がはるばる草津温泉まで訪れ、いつになく盛り上がったように思います。また今回は、神戸中医学研究会から、医師の先生も参加され、両会の今後のよき交流に繋がることを予感出来る雰囲気もありました。僕は8日の深夜に到着したので、1日目の宴会とナイトセミナーには残念ながら参加できなかったんですが、2日目(9日)は朝から蓮風先生の講義、午後は島内先生による講義と、2コマともに普段は聞けない特別な内容で、お二人ともサスガの濃密な内容 ....

(社)北辰会関東支部12月定例会

2010.12.27

昨日、12月26日(日)は、代々木オリンピックセンターにて行われた、(社)北辰会関東支部定例会に行ってきました!!今回、午前中は僕が『神主学説(しんしゅがくせつ)』というテーマで2時間講義をさせていただくということで、朝からミョ~なテンションでございました。(笑)・・・『神主学説』というテーマは非常にマトが広いテーマなので、何がどの程度伝わったか、やや不安でありますが、アンケートの集計を待って、今後の参考にさせていただきたいと思います。そして午後は藤本蓮風先生による代表特別講演『日本鍼灸を訪ねて+公開臨床』と、医師である、和歌山の村井和先生による最新の症例報告(5例)でございました。蓮風先生の講義も、公開臨床も、村井先生の症例も、相変わらずハンパじゃなかったです。蓮風先生の魂の叫び、また村井先生による、医師が実際に病院で鍼灸外来を立ち上げ、「病気の治療」に東洋医学的な考え方で、鍼灸師に教わ ....

(社)北辰会12月本部臨床コース 水本淳先生の傷寒論 陰陽論シンポジウム

2010.12.06

昨日、12月5日の日曜日は、大阪、上本町で行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました。今回は、午前中は愛媛の水本淳先生による大人気シリーズ講義、「傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)」でした。今回は水本先生自身の貴重な症例を中心に話が展開され、いつもながら非常に勉強になりました。水本先生の治療院の待合室で、突然失神してしまった患者さんへの迅速な「鍼での」対応等、まあ、出来れば出くわしたくはない状況だけど、僕も開業している以上、あり得ない話ではないので、とても参考になりました。そして午後は、この日の目玉企画である、代表理事、藤本蓮風先生と、以前清明院にもお見えになった、神野英明先生、橋本浩一先生による、「陰陽論シンポジウム」でした!・・・まあ、言わずと知れた、北辰会が誇る3人のベテラン臨床家であり、ブックメーカーでもあります。はるばる・・・(その12)はるばる・・・(その8)  ....

(社)北辰会関東支部11月定例会

2010.11.29

昨日、11月28日の日曜日は、(社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!!今回の定例会は、午前中の臨床コースは後藤りゅう先生による「空間論の臨床」、基礎コースは金子太先生による「臓腑経絡学 腎・膀胱」という内容でした。お二人とも、僕が以前から大変お世話になっている先輩で、臨床経験の豊富な、尊敬できる先生達です。またこの2つのテーマは、北辰会方式の実践をやる上では欠かすことのできない内容であります。僕は後藤先生の講義を拝聴させていただきましたが、非常に発展的で応用的、かつタイトル通り、臨床的な非常に高度な内容で、とっても勉強になりました。・・・五臓六腑については、今このブログでも解説していますが、そのうち空間論についても、「誰でもが」分かるように、さわりだけでも紹介したいと思っています。午後は基礎コースと臨床コースに分かれての実技「空間診」と、佐藤達也先生による症例レポート「生理痛」でし ....

(社)北辰会11月本部基礎コース

2010.11.22

昨日、11月21日の日曜日は、大阪にて行われた、(社)北辰会本部基礎コースに参加してきました!今回は、午前中は油谷真空先生による「舌診講義とその実技デモンストレーション」、午後は藤本彰宣先生による講義「八綱(はっこう)弁証・正邪(せいじゃ)弁証」、その後、森洋平先生による講義「気血津液(きけつしんえき)弁証」と、充実のラインナップでございました!「八綱」については、以前このブログでも紹介しました。カテゴリ 「八綱について」 参照この「八綱」のうち、”どこに病が存在するのか(表裏)””どんな性質の病か(寒熱)””病の勢いはどうか(虚実)”を明確にするのが「八綱弁証」であります。また、「正邪」というのは、人体の「正気」と、それを阻害する「邪気」のことを示し、その趨勢を明らかにするのが「正邪弁証」であります。カテゴリ 「邪気」について 参照これにより、さらに現時点での病の状態がクリアになっていく ....

何故勉強会に行くのか

2010.10.27

たまに、同業の人から、「いつも何でそんなに勉強会に出てんの?」と言われることがあります。コレに対して僕は、「”気合い”です。」と答えることが多いです。(笑)・・・だいぶ前のことになるけど、去年の11月、(社)北辰会関東支部において、我々が普段臨床に用いる、「打鍼(だしん)」をテーマにした研修会が行われました。11月(社)北辰会関東支部大研修会 参照この研修会で教わったこと、というのは非常に貴重でして、現在でも治療で腹診をする時、打鍼をする時、腹部に鍼をする時に、「あー、蓮風先生はあの時、こういうことを言ってたのかなー・・・。」と思わされることがしばしばあります。近年ではあの日ほど、打鍼の実技を解説付きで公開した時はなかったでしょう。チラッとしか述べていないことや、独り言のように、呟くように述べたことの中に、恐ろしく重要な内容が隠されていたりしました。僕はあの日の当日、「おそらく今日はそうい ....

ブログ記事関連タグ

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿