東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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ひとりごと

「忙しさ」とのお付き合い

2011.06.28

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いやー、毎日、いそがしーでございます!!ありがたい話でございます!<m(__)m>今日も、19時半に東洋鍼灸専門学校での講義を終え、20時には数人の患者さんを治療。朝治療→昼に講義→清明院に戻って治療→夜に講義→清明院に戻って治療という、なかなかのサイクルですが、僕は平常心を乱しません。絶対に治療の質は落としません。これで平常心が乱れ、治療の質が落ちるようなら講義か患者さんを即刻断ります。こういう時ほど、逆に冷静に冷静に、虚心坦懐に診察を進めるのです。決して勢いや、惰性で治療しません。なぜなら、そういう時に不測の事態が起きやすい、ということを、僕は経験でよく知っています。忙しいときほど、イライラするのではなしに、そのことに感謝し、冷静に仕事をする。それがどうしてもできないなら、仕事自体の方を何とかいい状態に変える。これ、高いパフォーマンスを保つための一つの考え方です。昔、とある ....

「ホウレンソウ」の大事

2011.06.19

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清明院も、4月からスタッフが僕を含め、7人体制に増えております。僕以外のスタッフの業務は、「往診」が中心です。往診先で何か問題が発生した場合、すぐに起こったことを僕が把握し、指示を与えることは困難です。その場は、スタッフ自身が自分で判断し、切り抜けるしかない訳です。そして、その結果、何がどうなったか、何か対応する必要があるかについて、僕や他のスタッフが正確に把握しておかなくてはなりません。そこで大切なのが、正確で無駄のない、「報告」、「連絡」、「相談」、いわゆる「ホウレンソウ」です。これがないと、仕事が円滑にまわりません。(どの業種、何の職場でもそうだよね?)清明院ではこれを、その問題に関わるスタッフ全員への「一括送信メール」で把握しています。そして、問題が発生した時はその日のうちか、24時間以内には対応、解決するようにしています。これ、もしメールがなかったら、会って口頭で報告か、一人一人 ....

法事

2011.06.12

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実は、昨日の診療終了後から、群馬に帰っていました。去年亡くなった祖母の1周忌です。実は・・・次なる緊張「四十九日」とは何か 参照・・・正直、あれからもう1年も経つのかと、驚いております。祖母が亡くなった時、僕は仕事で東京におりました。通夜の日も、大阪で症例発表しておりました。(告別式には出ましたが。)1周忌の日も、僕以外の家族は昼食をみんなでとって、お寺に行き・・・、という、1周忌お決まりスケジュールをこなしていますが、僕は仕事が終わってから、夜合流です。仕事は大事です。でも家族のそういうのも大事かなと、最近は思いますです。うまいこと、バランスとっていかなきゃいかんデスネ・・・。(苦笑)愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!清明院に皆様のお力を!<m(__)m>↓↓清き1票を!        ↓↓清き1票を!      清明院オフィシ ....

「マエコン??」

2011.06.09

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ちょっと嬉しいことがあったので、今日はどーでもいい話。(笑)昨日の夜、古くからの群馬の友人、「ヤンカワ」から久々の電話。「ヤンカワ」は現在、僕の愛すべき地元、群馬県前橋市にて、こじゃれたレストランバーやら、焼き鳥居酒屋やらを10店舗ぐらい経営してる、イケイケの実業家だ。(見た目は力士かプロレスラーだが。)中学の頃から、その圧倒的な腕っぷしの強さと、強引な性格と、ナゾの正義感で、周囲から常に一目置かれていた人物だ。そんな彼がいきなり、「俺最近ちょいちょいテレビ出てんだけど、見てくれてる!?」とのこと。「・・・いや、全然見てねーけど、なにで出たの?(苦笑)」と僕。すると彼は、「マエコンだよマエコン。ヤフーのトップニュースにもなったんだぜ~!スゲーだろ~!!」とのこと。「・・・マエコン?なにソレ??」と僕。すると彼は、「あれ、知らねーのー??・・・”前コン”ていうのは今回、前橋の商店街を活性化す ....

「忙殺(ぼうさつ)」という言葉

2011.06.07

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「忙殺(ぼうさつ)」という言葉・・・。聞いたことある方も多いと思います。な~んか、やーな響きですねえコレね・・・。要はこれ、忙し過ぎ、という意味なんですが、毎日患者さんを診ていると、まさに「忙殺」されている患者さんが多くいらっしゃいます。いくら若くたって、朝起きた瞬間から夜寝る瞬間まで働いて、土日も何かしてたら、体に不調が起こって当たり前です。それも、僕のように、好きと思えることをやっているならまだしも、嫌いな仕事を、嫌いな同僚や上司や後輩とやっているとなれば、肉体、精神ともに、あっという間にボロボロになりますよ・・・。コレ、当たり前です。初診の問診の際、まずそのことを患者さん本人がキチッと理解するまでに、けっこうな時間を要することがあります。(苦笑)・・・まあ、そういう人は自分の体力や精神力を過信している面があると思います。また、あきらめモードになってしまっている面もあるかと思います。人 ....

村言葉

2011.06.02

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「村言葉(むらことば)」という言い方があります。(辞書ひいても出てこないよ。)要はそのコミュニティーの人たちにしか分からない言葉のことです。また、ニュアンス的には、そのコミュニティーのちっぽけさに対する皮肉も込めたような言い方であります。・・・この「村言葉」が、実は我々鍼灸界には非常に多いように思います。つまり、「その流派の人にしか分からない言語表現の仕方」の横行です。あいつは流派がどこだからどうだとか、そういうことにばっかりこだわる人間は僕はあんまり好きじゃないんだけど、自分がよりよい治療を追求していく過程で、こういう「村言葉」の存在が邪魔になることがあります。例えばある流派の人たちが、ある患者さんやある病気について一生懸命、真剣に討議しているのを横で聞いていると、「ん?今のは何のことを言ってるんだろう・・・。」と思うことがあります。で、その意味を伺ってみると、「あー、なるほど、あれのこ ....

サピーン!

2011.05.27

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最近、院内にイイ感じの棚を置こうとたくらんでおります。清明院では、すでに本が置ききらなくなっております。(苦笑)どこに置こうかと、スケール(金属製の巻尺)を手に思考錯誤しております。こないだも、昼ご飯を食べた後に、ネットで棚のカタログを見ながら院内をウロウロ・・・。幅を計ろうと、スケールをシュルシュルッと出した瞬間。「サピーン!!」て感じで、僕の親指の内側にパックリ切れ目が・・・。久々の指の切り傷です。昔はこんなのしょっちゅうでしたが、今は職業柄、出来れば最も避けたいケガの一つです。・・・ですが、やっちゃったもんは仕方ありません。(笑)むしろ貴重な勉強のネタです。今回もマイナスを即座にプラスに転じさせていただきました。早速、切った部位に相当する経絡や、関連する経絡の重要なツボの反応を調べます。そして舌、脈、腹、顔面気色の変化、出血の程度と血液の色、すぐに遠隔部位に鍼をしてみて、痛み(ズキズ ....

タイミングの大事(その2)

2011.05.22

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前回のお話タイミングの大事では、どうやって抜くタイミング(置鍼する時間)を決めているのか、という問題です。以下に書くことはあくまでも「僕の場合は」という話です。念のため断わっておきますと、ここは、先生によって色々な考え方がある部分だと思いますので、必ずしも僕の考え方が全てではありませんので、あしからず。・・・実際の臨床では、2、3分から、場合によっては1時間ぐらい置鍼することがあります。(社)北辰会では基本として、肌のきめが細かい人は敏感で、野菜食中心の、頭脳労働者の人が多く、肌が分厚くてきめの粗いタイプの人は肉食中心で、肉体労働者の人が多く、前者に比べると相対的に鈍感である、と教わっています。ですので基本的には、前者の敏感な人には、最初からあまり長時間置鍼することはしません。せいぜい5~10分が限度だと思います。鍼の打ち方としても、ごく浅く打つことが多いです。この置鍼時間が長すぎたり、鍼 ....

タイミングの大事

2011.05.21

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本日は猛烈に忙しいので、気のきいたことは書けません・・・。(感謝合掌)・・・ですので、今日の臨床の最中に思ったことを。「鍼を抜くタイミング」についてです。これ、いつも思うけど、非常に大事なことと思います。清明院では、ほとんどの患者さんが一本鍼です。一本、鍼を打ったら、すぐに抜くか、何分かそのままにしておきます。後者の方法を、「置鍼(ちしん)」と言います。この「置鍼」ですが、治療がうまくいっていると、患者さんとしては、置鍼中は、まさに鍼を”置かれている”という感覚で、必要なところに必要な感覚が充満するような、何とも言えない、気持ちのいい感覚を感じます。具体的に言うと、冷えているところは温まってくるし、熱感があるような部分はスーッと冷えていくような感覚です。あるいは、ヘナヘナと力が入りにくい部分はグッと充実してきて、力み過ぎている部分はフワーッと緊張がゆるむ感じがするはずです。これがある程度緩 ....

うれしい

2011.05.08

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うれしいとき。皆さんはどんな時に感じますでしょうか。僕は毎日感じます。患者さんの不安顔が安心顔に変わったとき。鍼が思ったよりも効いたとき。なぜか発想がガッと走って、思いがけずよいアイデアが浮かんだとき。仕事でもプライベートでも、何かがトントン拍子にいったとき。ほめられたとき。なんかしてもらったとき。新しい知識、技術を得たとき。欲しかった本が届いたとき。うまい酒を飲んだとき。挙げてったらキリがないけど、要は上記を素直に「うれしい」と思えるかどうか、それを大事に出来るかどうか。上記の逆のような出来事を、どう処理するか。日常にある「うれしい」に大いに気付き、素直に喜び、ついには自分のまわりをもうれしがらせよう。なんだかんだ言って、結局はそれが一番よい。愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!清明院に皆様のお力を!<m(__)m>↓↓清き1票を! ....

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