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今朝、大阪の橋下市長が、今後、きちんとした説明がなされるまでは、朝日新聞関係の取材を一切拒否すると発表しました。


彼は過去にも、朝日新聞の社説で、

「弁護士資格を返上しろ！」

と書かれたことに反論して、

「人の悪口しか書かないなら廃業しろ！」

と発言したことがありました。


今回の件も、橋下市長を叩くためには、政策議論なんて、もはやどうでもよく、亡くなった（自殺した？）暴力団関係者だった実父のことや、

祖父母の出自（被差別部落出身？）について徹底的に調べ上げ、本性を暴露する、それが目的だ、書いたことが発端のようですね。


読んでないけど、完全に常軌を逸した話で、これまた、波乱を呼びそうですな・・・。（苦笑）


僕なんて、新聞関係は大して読んでないので、詳しくないけど、近年、ネットスラングでマスコミではなく「マスゴミ」なんて揶揄されるのがよく分かるほど、

客観的にみても、この国のメディアのモラルは低下しているように感じます。


刺激的で、話題になる見出し、記事ほど売れるのでしょうかね。


インターネットが普及した今、新聞、週刊誌等、紙媒体は売り上げが落ちているんでしょうか。


でも、それにしたって、あまりにも下品な記事は、読んでて気分が悪いですよねえ？


橋下市長については、以前にもチョコチョコ書いています。

橋下市長フィーバー
「感情」と「論理」
机上の空論　　　　　　参照


基本的に僕はああいう、若い、パワフルなリーダーを応援したい、期待したいという思いがありますのでネ。


まあ、ここまでの流れから、僕から見てて思うのは、彼は国政についてはまったく未知数だし、大阪市で任期一杯までやって、

市政における輝かしい実績を残してから、堂々と「自分が」国政に行けば良かったんじゃないかなあ、なんで今なんだろう、

なんで自分はいかないんだろう、人に任せるような仕事でもないだろう、という印象を持ちますが、ああいう、なんでも難しい問題から逃げずに、

向き合って、徹底的に闘う姿勢は好きです。


ともかく、何かをしようと思ったら、それを出来るだけ有効な方法（つまり会見等のメディアやツイッター、ブログ等での発言）で世に問う、

というのは、確かにいい方法なんだけど、だからって、あまりにも人道的に一線を超えてくる相手にまでへつらって、

それをやることはない、と思います。


もちろんそういうのを拒否するにも勇気がいりますし、よくよく熟慮しないと、かえってマイナスになるリスクもありますが、

それでも主張するところはしないと・・・ねえ？


自分が本当に伝えたいことが伝わんなくなっていくんじゃないかと思うし、そっちの方が伝えたい側の人にとってコワい事だろうと思います。



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