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これまでのお話・・・
タバコと東洋医学
タバコと東洋医学(その2)
タバコと東洋医学(その3)
タバコと東洋医学(その4)
タバコと東洋医学(その5)
タバコと東洋医学(その6)
では、続きいきます!!
前回、禁煙した時に僕自身の身に起こった、様々な症状について書きました。
・・・で、なぜ、それらの症状が起こったのか、というお話です。
1.イライラ感
これについては、「肝の臓」のところでよく出てきましたが、伸び伸びとした自由な状態を好む「肝の臓」が、タバコという嗜好品を奪われたことにより、
欲求不満がたまって、機能失調を起こしたことが、一番大きいと思います。
肝の臓が機能失調を起こすと「易怒(いど)」といって、些細なことで怒りっぽくなったり、イライラしたりするようになります。
「肝」って何ですか?(その13) 参照
2.のぼせ感、頭に汗が出る、鼻血
コレは、タバコによって、深い呼吸をすることで、無理やり下げていた気が、下げられなくなったことによって、上半身に気が鬱滞して、
熱をこもらせ、これらの症状が出たものだと思います。
3.口内炎の多発
これも、2.と同じように、上半身(上焦)に気が鬱滞し、熱がこもった結果であろうと思います。
現代医学的には、唾液に含まれる抗菌物質の濃度が、喫煙者は煙の毒で刺激されるせいか、非喫煙者よりも高いようで、
このせいで口内炎が出来にくいという説もあるようです。
この論から言えば、煙を肺まで入れないのであれば、タバコはむしろ健康にいい、とも取れますが、この論には異論もあるようです。
4.痰が絡む
タバコをやめて、余計に痰が絡むなんて、信じられないようですが、ホントの話です。
実際に経験した人が言うんだから間違いない。苦笑
コレはタバコと東洋医学(その2)で述べた内容そのものです。
5.体重の増加
これについては、スススーッと、これまでにないペースで一気に増えてきたので、このまま80㎏、90㎏の、
メタボ中年のだらしない体になっていくんではないかと、正直焦りました。
人からは、タバコを吸えないストレスから、暴飲暴食になっているんじゃない?とか、よく言われましたが、僕はかつては、これを暴飲暴食と言わなかったら、
何を暴飲暴食というのか、という食生活でしたから、食生活自体は、以前よりも全然マシになっていると思います。
・・・にも関わらず、なぜ太るのか。
コレは、上記のように「肝の臓」の機能失調や、「痰」という邪気が助長されたことで、結果的に消化吸収機能が煙草をやめる前よりも、
うまく働かなくなった結果だと思います。
ですので、鍼灸と養生で、「肝の臓」を調整しつつ、「痰」や「のぼせ」を根気よく除去していくことで、徐々に徐々に普通の状態に戻ってきた、という印象です。
(これ正直、2年近くかかりました・・・。)
・・・まあこのように、長く続けてきたことを急にやめたら、色んなことが起こるというのは、タバコに限らず、よくある話です。
よく、痛み止めやステロイドで、何年も症状をごまかし続けていた患者さんが、一念発起して、急に廃薬しようとすると、一気に色んな症状が噴出することがありますが、
それと似たような現象なのかもしれません。
でも、その辛いリバウンドを乗り越えることが出来れば、次に進めるワケですから、やってみた方がいいとは思います。
タバコと東洋医学、ひとまず終わり。
これについてはまだ色々あるので、また気が向いたら、書き足すかもしれません♪
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診療再開!!
先生もご苦労なさったのですね。
私も禁煙と同じような経験をしました。禁薬とでも言うのでしょうか。医師は問題ないと言っていたのですが、服薬をやめてから様々な症状がでてきました。人間のカラダは良くできてます。あと、タバコは大嫌いですが、このブログを読んだ後は、喫煙者も喫煙するにはそれなりのご事情があるのだなぁと思い、喫煙者の皆様に、少しやさしくなれそうです。
タバコのブログ6と7だけ楽しく読ませて頂きました(笑)体験面白かったです。私の周りもやめれない人多くて…やめた人の共通言葉は「胃の調子がいい!」です。経験上分かります。
あら~(汗)
竹下先生は鍼をご自分でできるから良かったけど、だから、止める人は禁煙内科とかに行くんですね。
怖いですね。
吸ったことないので解りませんが、イライラするんでしょうね~
興味半分で吸い始めたことによって、のぼせの体質に変わったとも言えるんじゃないでしょうか、長年の喫煙で。若い時の成長段階に害を与えてしまったことには違いないように感じます。
竹下先生、大変でしたね~でも耐えて偉かった!!(笑)
よく聞いたりもするので、一緒に止めましょう~禁煙鍼ってのを考えてみようかな(笑)
勉強になりました、ありがとうございます☆
山の子供さん
コメント、ありがとうございます!m(__)m
> 竹下先生は鍼をご自分でできるから良かったけど、だから、止める人は禁煙内科とかに行くんですね。
そうでしょうね。無理な人は禁煙外来に行っても無理ですからねえ・・・。(苦笑)
> 吸ったことないので解りませんが、イライラするんでしょうね~
ええ、まあ。(笑)
> 興味半分で吸い始めたことによって、のぼせの体質に変わったとも言えるんじゃないでしょうか、長年の喫煙で。若い時の成長段階に害を与えてしまったことには違いないように感じます。
そうですね。体質まで完全に変わってしまったかについては分かりませんが、悪影響を与えたとは言えるだろうと思います。
> 禁煙鍼ってのを考えてみようかな(笑)
はは(笑)そういう「お店」が出てきてもおかしくないと思います。
Kire Cさん
コメント、あざす!(^o^)丿
> タバコのブログ6と7だけ楽しく読ませて頂きました(笑)
5以前も、読んでやって下さいな。(苦笑)
>体験面白かったです。私の周りもやめれない人多くて…やめた人の共通言葉は「胃の調子がいい!」です。経験上分かります。
あら、もしやKire Cさんも、禁煙組ですか?徐々に封印された過去が・・・。(笑)
チーズさん
コメント、ありがとうございます!m(__)m
> 先生もご苦労なさったのですね。
ええ、まあ。(苦笑)
> 私も禁煙と同じような経験をしました。禁薬とでも言うのでしょうか。医師は問題ないと言っていたのですが、服薬をやめてから様々な症状がでてきました。人間のカラダは良くできてます。
そうでしたか。やはり体質的な異常を、改善せぬまま抑え込む、という方法は、いつかしっぺ返しが来ますね。
>あと、タバコは大嫌いですが、このブログを読んだ後は、喫煙者も喫煙するにはそれなりのご事情があるのだなぁと思い、喫煙者の皆様に、少しやさしくなれそうです。
それは大事なことだと思います。なんでも、偏見を持つのではなく、「正しい理解をし、その上でものごとを考える」ということが重要なのです。
たばこと東洋医学楽しく拝見させて頂きました、ありがとうございました。
たばこについてここまで深く掘り下げた文献は他にはないと思います。
何でも深く掘り下げて考えるいんちょう先生にリスペクト全開です。毎日楽しみにしています。
高寺さん
コメント、ありがとうございます!
> たばこについてここまで深く掘り下げた文献は他にはないと思います。
いえいえ、そんなそんな!「文献」てほどじゃないですよ。(苦笑)
> 何でも深く掘り下げて考えるいんちょう先生にリスペクト全開です。毎日楽しみにしています。
ありがとうございます!まだまだ書きますよ~♪