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「気」ってなんですか?(その2)

2011.05.24

かなり前に、「気とはなにか?」という根本的な問題について簡単に書きました。


「気」ってなんですか? 参照


今日はその続きをちょっと書きます。


◆「気」は物質!?


私の所属する(一社)北辰会では、医学理論のベースに「中医学(ちゅういがく)」というものを置いています。


東洋医学と中医学 参照


その、中医学の教科書を紐解きますと、

「”気”とは、万物を構成する最も精微な”物質”である。」

と、出てきます。

 


この表現を十数年前、初めて読んだとき、僕は正直、違和感を感じました。

「”気”が物質!? なんかちょっと・・・、それってどうなん??」

と思ってしまったのです。



何となくだけど、僕が思っている”気”というものとイメージが違う感じがしたのです。

 


この定義でいくと、物理学なんかがいう”素粒子”とか”原子”とかと、東洋医学、東洋哲学の言う「気」が、”=(イコール)”ってことになりゃあしないですかね??

 



これを人間のカラダで考えたら、「細胞=気」みたいな感じになっていって、人間の体は60兆の「気」で出来ている、みたいな、おかしな話になっていかないですかね??

 



・・・しかも、だとすると、人体を流れる「気」っていうのも、西洋医学の言う「血液」「リンパ液」というものと同じとか、しまいには気の流れと神経伝達、跳躍伝導は同義、

 

とかっていう感じになってきて、西洋医学の方がよっぽど、そういうもの(体内の流動物)の動きや変化について緻密に、細かく説明されていて、

 

甚だ優れているものである、という結論になっていかないでしょうか。

 


「”気”は”物質”である。」・・・。


 

サラッと書いてあるこの一文、果たしてそうなのかナー??、という疑問がわかないでしょうか。

 



・・・長くなりそうなんで次回に続く。


 

 

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