東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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七情(感情と東洋医学)

儒教、仏教の言う「七情」

2019.08.10

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鍼が起こす「感情の解放」

2012.12.27

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悲しめば気が消える

2012.12.26

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「七情」まとめ

2010.02.06

これまでのお話・・・ 「七情」って何ですか? 「怒」について 「喜」について 「思」について 「悲」「憂」について 「恐」について 「驚」について まあ長々と「七情」について書いてきましたが、今日が一応の完結編です。 日々生きる中で、人は精神的にも肉体的にも、あらゆる刺激にさらされています。 東洋医学では特に、精神的な刺激に対する様々な反応のことを「七情」と名付けて、まとめている訳ですが、現代人はコレの「過不足」が病気の根本原因となっていることが、あまりにも多いように思います。 これは日々患者さんから話を聞いていて、ホントによく思いますね。 これについて、 「何でかな~・・?」 と考えると、1つには、例えば寒さや暑さといった、肉体的な刺激に対しては、文明の利器を使ってかなり回避することが出来るようになったけど、 精神的な刺激に対してはどうしても回避できないためなんじ ....

「驚」について

2010.02.05

七情シリーズ、ラストは「驚」についてです。「驚」という感情は、前回の「恐」という感情とセットで書かれることが多いです。「恐」について 参照ダメージがいく臓は「心」と「腎」であります。【参考】燎原『基礎中医学』P118『黄帝内経素問 経脉別論(21)』「・・有所驚恐.喘出於肺.淫氣傷心.・・」「・・驚而奪精.汗出於心.・・」『同 挙痛論(39)』「・・驚則心無所倚.神無所歸.慮無所定.故氣亂矣.・・」また、「心の臓」「腎の臓」以外にも、少陽、陽明、少陰、肝の熱など、あらゆる病機で、「驚」という現象が起こることを、『黄帝内経』では教えてくれております。また、当然ながら「驚」と「恐」の両者は違います。「驚」・・・驚く、という感情は、多くは一過性のものです。ある事柄があって、それに対して2年も3年も継続してずーっと驚き続けている人、見たことあります?それとか、「今まさに驚いているところです。」とい ....

「恐」について

2010.02.04

続いて、「恐」について書きましょう。「悲」と「憂」についてはセットで書きましたが、「恐」と「驚」については分けて書きます。これは、後者の場合は意味的に違いが大きいからです。「恐」というのは皆さんがよくご存じの「恐怖感」のことです。生活、人生の様々な場面で感じることがあると思います。これも出来れば避けたい感情ですが、僕なんかはチョイチョイ感じます。でもこれも結局は「過不足」がなければ問題ナシです。なので僕なんかは感じてもサッと乗り越えます。・・・「サッ」とね(笑)これが主に過度になった場合、体に悪影響です。「恐」という感情は主には東洋医学の言う「腎」という臓を痛めつけます。(西洋医学の腎臓=kidneyのことじゃないですぞ!・・・しつこい?)(『黄帝内経素問 陰陽応象大論(5)』「・・恐傷腎.・・」)東洋医学のいう「腎」とは、泌尿器系の機能をつかさどる他に、生殖機能や、他の臓と協調して全身の ....

「悲」「憂」について

2010.02.03

今日は「悲」「憂」についてです。「悲しむ」「憂う」と言うと、人生において、出来ればない方がいい感情、と考えがちですが、当然、避けられないもので、皆さんこの感情を感じたことはあると思います。そして、この2つは大体セットで生じますよね?(苦笑)これらについても、「過不足なく」生じる分には、まったくの正常なことであり、体に害はありません。では、これらに「過不足」があるとどうなるかと言うと、東洋医学では「肺の臓」にダメージがいく、と考えます。(何っっっ度も言うけど、西洋医学の言う肺=lungじゃないよ!)「肺」って何ですか?(その12) 参照特にこの「悲」「憂」については、「不足」する場合よりも「過度」になった場合、あるいは「突然」生じた場合に、問題になることが多いです。(まあ、なんとなく分かるっしょ??)症状としては胸が苦しい、ため息、無力感や倦怠感などが出て、酷くなれば精神に異常をきたすことも ....

「思」について

2010.02.02

七情シリーズ、続いて「思」についてです。人間は普通、何か行動する時、常にその前にそれを、「しようと思って」、行動する訳ですよね?これが思慮「深い」行動だと、人様から高く評価されたり、思慮が「浅い」行動をして、争いごとの種になったりすること、ありますよね??しかし、東洋医学では、思慮深かったら無条件にイイ!という訳ではなく、「思慮過度」と言って、思慮しすぎてもいけないし、思慮が不足し、遂げられなくても、体に悪影響だ、と考えます。(ここでもやっぱり、問題は”過不足”、”バランスの不調和”です。)「思」という感情は、東洋医学では五臓の中の「脾」という臓に悪影響を与え、食欲不振やお腹が張る、といった、様々な症状を出します。(これは西洋医学の脾臓=spleenとは違いますよ!僕はこれを何度でも言います!)【参考】『素問 陰陽応象大論(5)』「・・在志爲思.・・」『同 五運行大論萹(67)』「・・其志 ....

「喜」について

2010.01.31

今日は「喜」について書きます。「喜」という感情なんて、あればあるほどイイに決まってんじゃん!なければそりゃあ病気になるだろうけど、ある分には病気になんかなる訳ないじゃん!・・・と思った方は、すでにして「喜」の少ない毎日なんじゃないかとお察しします。(苦笑)まあそれは半分冗談ですが、東洋医学では、一見プラスに思える「喜」という感情も、過多になったり、過少になったりすれば体に不調を起こす、と考えます。「喜」は基本的には(正常範囲ならば)「喜は気を緩める」「喜は気を下げる」と言って、精神的、肉体的な余分な緊張を緩和し、気を下げてくれます。【参考】『黄帝内経素問 挙痛論(39)』「・・喜則氣緩.・・」『同 調経論(62)』「・・喜則氣下.・・」ですから、強い緊張を強いられる仕事をされている方なんかは、定期的に「喜」という感情がどうしても必要です。これが「笑い」であったり、恋人や家族との「安らぎの時 ....

「怒」について

2010.01.30

日常で、「怒」という感情を感じること、ありますよね??ちなみに僕はほぼ毎日あります(苦笑)・・・ただ、大事なのは、不愉快なことがあった時にこの「怒」という感情を感じること自体はまったく普通(当たり前)のことであり、いたって健康的なことです。これが過度になったり、変に我慢したりすると体に悪影響が出る、と東洋医学では指摘しています。よく「怒」という感情を感じた時、「頭に来る」とか、「てっぺんに来る」とか、あるいは「怒髪天を衝く」なんて言い方、ありますよね。これは要するに、体の上部に「気」が集まる、つまり上半身、頭部にのぼせる、ということを言っております。こういった記載は、『黄帝内経』の中にも出てきます。【参考】『素問 挙痛論(39)』「・・怒則氣上・・」「・・怒則氣逆・・」『霊枢 邪気蔵府病形(4)』「・・若有所大怒.氣上而不下.・・」『霊枢 五変(46)』「・・怒則氣上逆.・・」、)だから怒 ....

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