東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会エキスパートライブを視聴しました!

2021.11.29

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11.21(日)の午前中は、(一社)北辰会エキスパートコースライブ配信を視聴しました!

 

 

この日は日本未病学会の学術大会ともダブっていたんですが、例によってオンラインの御蔭で、そこは解消。笑

 

 

今回は医師をゲストに招いて講演して頂くシリーズ。

 

 

今回の医師は、北辰会会員であり、著名な小児科医である児玉和彦先生の御講演です。

 

事前インタビュー動画

 

 

開業小児科医として、鍼灸臨床において、こういうのが来たら気付いてほしい、気を付けてほしい、小児科、場合によっては救急に紹介してほしいというようなケースを、非常に分かり易く講義してくださいました。

 

 

鍼灸院での、結果的な西洋医学的な重篤疾患の見逃し、というのは、非常に怖いことですし、患者さんの不利益に繋がります。

 

 

児玉先生は御著書も多く、西洋医学の世界でも著名な先生なんですが、十年くらい前から御自身の不調をきっかけに、北辰会で鍼灸を学んでおられます。

 

 

患児の吐物、便をきちんと観察しよう、場合によっては親御さんに写真を撮ってきてもらうか、持ってきてもらって、という主張は非常に重要だと思いました。

 

 

児玉先生は各種の学会や勉強会でも盛んに発表しておられますので、動画などを駆使したスライドも、プレゼンも非常に上手で、分かり易かったです。

 

 

蓮風先生も以前、本当は『舌診アトラス』だけではなく、『二便アトラス』もなければダメなんだ、と仰っていました。

 

 

中医学でも、今では希少本らしいですが、中国医薬科技出版社『人体排出物異常証診断治療学』張介眉ほか主編 という本があります。

 

(今や、ネットで検索しても出てこない。。。苦笑)

 

 

我々開業鍼灸師も、もちろん東洋医学は素晴らしいけども、いつまでも東洋医学の殻に頑迷固陋に閉じこもっていては、なかなか世に認めてもらえません。

 

 

そういう意味で、哲学は違えども、同じように毎日患者さんを診て、効果を挙げておられる、東洋医学に肯定的な西洋医学の医師から学ぶことは多いと思います。

 

 

上手く手を組んだら、鬼に金棒であるばかりか、患者さんにとって大いに福音だと思います。

 

 

 

 

 

 

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