東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会ツイキャスライブを視聴しました。

2021.08.31

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8.29の日曜日は、(一社)北辰会ツイキャスライブ配信を視聴しました!!

 

 

今回のテーマは

 

「起きられない子供たち」

 

 

講師は奈良のタケモトクリニック院長である竹本喜典先生です。

 

 

最近増加傾向といわれる、朝起きられない子供たち。

 

 

かつてこれを、「フクロウ型」体質と名付け、苓桂朮甘湯という漢方薬を中心に使って治療した、山本巌先生(故人)という漢方家がおりました。

 

(因みに朝から元気バリバリで強い体質に見えるけど、中年以降高血圧や糖尿病になるようなタイプの人のことは”ヒバリ型”と名付けました。)

 

 

現代においても、この「フクロウ型」を専門に治療する漢方外来が福岡県の久留米にあります。

 

 

今回は、山本巌先生が残した『東医雑録』という書籍を参考にしつつ、このいわゆる「フクロウ型」と思われるような体質の子供たちの症例から、

 

北辰会方式を漢方の臨床にどのように運用するのか、という興味深いテーマでご講義いただきました。

 

 

話は肝の臓の病理、脾の臓の病理、痰飲の取り方に及び、北辰会ではあまり強調されることの無い「肝気虚」という病理に関して、考え方や配穴に関して、

 

藤本新風先生からも補足講義して頂きました。

 

 

後日聞いたら、新風先生の補足は、さらにブログ等でして下さるそうなので、専門家の方は是非ご注目下さい。

 

 

また、少し専門的で上級編の話にはなりますが、いわゆる日本漢方の漢方医の先生方が取っている腹診所見というのも、北辰会なら上手に臨床(弁証論治)に取り込めるのではないかな、

 

という雰囲気も感じることが出来ました。

 

 

今後、東洋医学を実践している鍼灸家が、漢方家と連携するシーンも増えてくると思いますので、漢方に関する知識を習得しておくことは重要ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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