東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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順天堂東医研に参加してきました!!

2020.10.23

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先日、順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている吉祥寺中医クリニック院長、長瀬眞彦先生

 

 

講義テーマは

 

「ストレス性疾患の漢方治療 ストレスばかりが悪者なのか?自分の内面も見てみよう」

 

です!

 

 

いつもながら大変分かり易い内容で、症例も実にリアルなもので、大変参考になりました。

 

 

よく使われ、いい加減に使われ過ぎて問題になったこともある、「柴胡剤」の使い分けの話も、非常に分かり易かったです。

 

 

いつか蓮風先生が

 

「漢方医と組むなら、柴胡剤を上手に使いこなせる医者と組まなきゃいかん!」

 

と仰っていたのを思い出しました。

 

 

ストレスと、様々な不定愁訴。

 

 

現代で鍼灸漢方を使った臨床をやる場合、これが非常に重要なテーマです。

 

 

現代日本はよく言われるように、自殺者も多い、ストレス社会です。

 

(2016年のデータでは、G7の中ではTOPだとか。)

 

 

まあ実際に約20年間、鍼灸臨床に携わった経験から言っても、多くの人は、ストレスから、ありとあらゆる病にかかります。

 

 

本来は、いくところまでいっちゃって、自殺だの、西洋医学的に立派な病名がつく「前」の段階で、何とかするべきだし、出来る筈です。

 

 

じつは、それに強大な力を発揮するのが、東洋医学だと思います。

 

 

まだ血糖値だの血圧だの、検査結果に異常が出てくる前の時点で、体には様々な不調が起こってきます。

 

 

その段階で早々と適切に対処することが出来れば、その先にある、大きな不幸を味わわなくて済みます。

 

 

まさに『黄帝内経』のいう「治未病」が実践できます。

 

 

今回も非常に示唆に富んだ内容でしたし、アンケートでも大変重要な質問や要望が出ていました。

 

 

また、今回は全国の各大学からいよいよ1年生が多く参加して下さり、それも大変嬉しかったですね。

 

 

今から6年間かけて、西洋医学と並行しつつ、ガンガン東洋医学を身に付けたら、将来は素晴らしい医師になることでしょう。

 

 

 

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