東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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患者さん

患者さんの言葉(劇的に効いた時)

2010.01.07

日々、自分なりに一生懸命臨床をやっていますと、患者さんの何気ない言葉に一喜一憂するものです。長いことやってると、「一喜」の言葉については深く味わうように聞き入り、「一憂」の言葉については、瞬時にパタッと耳が閉じるというテクニックも身に付くようです(笑)・・・これは、半分冗談、半分本気です。(臨床家の人ら、分かる?僕だけ?)ともかく、この間初めて清明院に治療に見えた患者さんから治療直後、「長いこと色んなところで鍼やってきたけど、こんなに効いたのは初めてだ!」とおっしゃっていただきました。パッと聞いた感じは、「でしょ!?任しときな!」と胸張ってもよさそうな言葉ですが、そこでそう答えて、「やったネ!僕ちゃんて名人(^v^)」・・・な~んてなるほど、僕もめでたくありません。(なってた時代もあったけどネ(苦笑))同じ人の同じ病であっても、「今回の場合、どのような病なのか」によって、鍼の効果というのは ....

患者さんの言葉(生きる力)

2009.12.15

先日、とある患者さんのお母様から、何気ない会話の中で嬉しいことを言われました。母「先生の治療を受けるようになって、娘が見違えるように元気になりました!」竹「あー、それは良かったですねー。」母「こないだ娘がね、「お母さん、なんか最近生きる気がしてきた!」って私に言うんですよ~。ありがとうございます~。」竹「・・・(一瞬沈黙)ああ~、それはいいことですね~!(笑)」この会話の赤字部分に、僕はけっこう本気で感動しました。面白いもので、対象者(この場合、患者さんご本人)から言われるよりも、第3者から言われる方が、人間の感情を揺さぶる効果は高いですね。これがなぜ効果的なのか、という問題は今度語ることにして、たとえ癌とかアトピーとか、それ以外のいわゆる「難病」じゃなくても、病院で病名もつかず、「ストレスでしょう」 とだけ言われ、様々な辛い症状を治らないまま抱えておられる患者さんにとっては、毎日がまさに ....

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