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これまでのお話し
刺激量の問題 ③ 参照
◆置鍼か単刺か。 つづき
置鍼といっても、置鍼時間がある。
北辰会では、特に決まりはないが、普通で10分程度、長くて30~40分、短くて2~3分、という感じでやっている先生が多いように思う。
よく初学者から、
「置鍼時間はどうやって決めてるんですか?」
と聞かれることがある。
僕自身も昔、先輩に聞いたことがある。
当時、先輩は笑いながら、
「患者の帰り際の後ろ姿に聞け。」
と答えて下さったように思う。
今思うと、なかなか味な答えだ。(笑)
ここはあまりマニュアル化できないし、ある意味、術者一人一人が自分で感得していくべき部分であって、ある意味、マニュアル化しては「いけない」部分ではないかと思う。
・・・というのは、患者さんの気の動き方というのは、たとえ同じ病気、同じ性別、同じ年代であっても、患者によって、術者によって、
その時その時の状態によって、いかようにでも変わるからだ。
そもそも生理的な気の動きの早さというのは、『黄帝内経霊枢』脈度萹(17)の中に一定の基準はあるものの、人によって微妙に違う。
しかも、その人が「どういう人と対峙するか」によって、それは変動する。
病気によっても変動するし、同じ病人でも季節によって、時間帯によって、その日の状況によって、全て変動する。
しかもこれは、患者だけでなく、術者も同様。
極言すれば、その術者の鍼による気の動きも、日によって違うのだ。
現実的にはなかなか難しいことだが、本来は、それに応じて全ての患者さんで、置鍼時間を変えるべきなんでしょう。
臨床は千変万化、ということだ。
よって、ここをあまりマニュアル化してしまったら、ある意味、最大の良さである、個体差に合わせた東洋医学でなくなっていく。
なので最初のうちは、一本打ったら脈を診て、舌や顔など、観察できるところを入念に観察し、3分5分経ったら再び観察し・・・、と、実験、練習、実地臨床を繰り返し、
自分なりの感覚を掴んでいく、感得していくしかないのだ。
スポーツマンが、その競技でのパフォーマンスを最大化するために、「自分なりの」ポジションやフォームを模索していくのに似ているか。
続く
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