東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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今日から土用!!!

2019.04.17

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今日は2019.4.17でございます!!

 

 

今日から5.5までが「春の土用」であります。

 

 

現在、二十四節気では「清明」節です。

 

(清明院の清明です。(^^))

 

 

「清明」の意味は「清浄明潔」であります!!

 

 

二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯では、今は末侯の「虹始見(にじはじめてあらわる)」であります。

 

 

虹が始めてあらわるということは、梅雨に向かって空気が潤ってくることを示します。

 

 

・・・で、次の節は「穀雨」であります。

 

 

そして、土用が明けて、「穀雨」の次の節、5.6からがいよいよ「立夏」であります。

 

 

また、今年の穀雨~立夏は新元号である、「令和元年」でもあります。

 

 

春の終わりに潤った空気が、患者さんに何を起こすか、また、改元によって忙しくなる患者さんに、何が起こるか、GWの連休の過ごし方はどうするのか、

 

これらの諸問題をよくよく考えて、慎重に対処しないといけません。

 

 

土用で穀雨だから、空気が潤うから、イコール脾が弱るだの、イコール土克水で腎に来るだの、そういう短絡的発想はやめましょうね☆

 

 

やはり多面的観察が大事。

 

 

でも、時節も大事。

 

 

我々は、生物学的人間であると同時に、社会学的、文化的人間を診ているのであります。

 

 

蓮風先生や、『内経気象学』の橋本浩一先生も良く仰るが、東洋医学では、基本として運気や時節を鑑みつつも、常に実際の気候気象、風向や気温湿度、

 

その患者に起こった現象等々から、多面的観察の上で総合判断しなさいよ、という、重要な教えです。

 

 

陰陽論を、機械的に運用するという愚を犯してはならない。

 

 

 

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