東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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『経穴名辞攷』

2019.01.20

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先日、鍼灸医学史研究発表会に参加してきました!!という記事を書いた。

 

 

今回の発表会では、孫基然先生の「気」の解釈の話が一番面白かった。

 

 

僕ら臨床家というのは、「気」に関して、感覚的に捉えている訳だが、それを学問的にキッチリ詰めて考えるというところが、甘くなりがち。

 

(あ、”僕の場合は”ですよ。(^^;))

 

 

で、終了後の飲み会で質問攻めさせていただいたわけだが、そこで孫先生が2009年に復刻された『経穴名辞攷』の話が出た。

 

 

今から約50年前、鳥取の開業眼科医であった小田規矩之介先生が和紙に手書きで書き、長いこと眠っていたものを孫先生が活字化して下さったこの本に関して、

 

同席していた小林健二先生、松田博公先生もこの本を絶賛しており、非常に興味を持った。

 

 

しかし、いい本ほど何故か埋もれるこの業界、この本は200冊しか刷られなかったようで、古本サイトで検索しても出て来ず。。。

 

 

このままでは、久々に神田に行って足で探すか、ヤフオクやアマゾンに出てくるのを待つしかないと嘆いていたら、この本の編者である孫先生が

 

「送ってあげますよ。」

 

と、神の言葉。(T_T)

 

 

送っていただき、さっそく読んでみると、なるほど、面白い視点。。。

 

 

経穴学に新鮮な考え方を下さった。

 

 

精読し、臨床応用できることがあったら、報告します。<m(__)m>

 

 

 

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