東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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ローズマリーティー?? 4

2018.10.29

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これまでのお話し

 

 

参照

 

 

 

◆命名の由来の続き~生薬としての効能に関して

 

 

前回、もともとの名前である「ローズマリー」、また、和名である「マンネンロウ」について紹介しました。

 

 

今日は中国名の「迷迭香(めいてつこう)」について、考えてみたいと思います。

 

 

これの命名の由来は正直分かりませんでしたが、「迷」はもちろん「迷う」、「迭」「代わる、滑る、入れ替わる」、「香」はそのままの意味でしょうから、

 

「迷うようにあっちこっちに代わるがわる生える、香気の強い木」

 

ってな感じじゃないでしょうか。

 

(笑・・・まったく間違ってたりして。(゚∀゚) もし詳しい方おられましたらご教示下さいませ<m(__)m>)

 

 

一応、生薬としての効能は「健胃、鎮痛、駆風」と出てきました。

 

 

また、性味は「辛・温」、帰経は「心・肝・脾・肺」とも出てきました。

 

(温帯で採れるからといって、冷やすわけではないのね。。。本によっては清熱解毒と書いてあることもあるんだが。。。)

 

 

横浜薬科大学編『漢方薬膳学』によれば、「発汗解表、健胃、鎮静」などと出てきます。

 

 

また、ハーブに詳しい先輩の話では

 

「働きはハッキリしていて瀉法的」

 

「香りが強く心肺に作用しやすい、香水としても使われる(料理でも)」

 

「経験的にはハーブの中でも比較的強く、発散、開竅、通気、清気という印象」

 

といった情報が得られました。

 

 

総合すると、どうも気血を巡らせる働きが強く、瀉法的に働く薬効がある、ということが分かりますね。

 

 

心肺に作用しやすいということから、呪術的、宗教的側面を持ちやすいことも頷けます。

 

 

 

続く

 

 

 

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