東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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熱中症と東洋医学

大暑!!

2014.07.27

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「熱中症」について(その6)

2011.07.06

前回までのお話・・・ 35℃超え!! 「熱中症」について  「熱中症」について(その2) 「熱中症」について(その3) 「熱中症」について(その4) 「熱中症」について(その5) サーサー、どんどんいきましょう!! 本日も、「熱中症」に関する不安なニュースがやっておりましたね・・・。 なんでも、6月中に病院に運ばれた人の数が去年の3倍なんだとか・・・。 そしてすでに全国で20人以上の人が亡くなっているんだとか・・・。 にもかかわらず、震災以降、今全国で共通の話題は「節電」です。 関東、東北は特にです。 ・・・ということは、エアコンを使うことを過度に控えた結果、今年は例年よりもうまく体温調節、水分調節できずに、熱中症で運ばれる人、命を落とす人が増えるのかもしれませんね。 清明院の患者さんでも、吐き気がするとか、足がつったとか、軽~い熱中症と言っていいような症 ....

「熱中症」について(その5)

2011.07.05

前回までのお話・・・35℃超え!!「熱中症」について 「熱中症」について(その2)「熱中症」について(その3)「熱中症」について(その4)続いていきます!!熱中症が起こりやすいパターンの3つ目、「激しい運動をしたとき」のお話に参ります!今日はそれを東洋医学ではどのように考えるか、というお話です。まあコレも、専門的には激しく「どんな」運動をしたのか、というところまで、本当は考えないといけないんですが、今日は大づかみバージョンのお話をさせていただきます。激しい運動をするということは、気血津液が体を盛んに巡る、ということであります。ですので、脈拍も早くなるし、呼吸も早くなりますし、体温も生理的に上昇しようとします。全体として”動的な状態”つまり「陽」に傾くわけです。気が体を盛んに巡れば、言わば交通量が増えて、生理的な鬱滞(というか充満)を生じ、「熱」を生じます。その熱が、汗として十分に発散されて ....

「熱中症」について(その4)

2011.07.03

前回までのお話・・・35℃超え!!「熱中症」について 「熱中症」について(その2)「熱中症」について(その3)続いて行きます!大量発汗時、水分や塩分、ミネラルを十分に補給しなかった場合も、熱中症が起こることがあります。今日はこれを東洋医学ではどう考えるか、という問題です。コレを理解するには、「発汗」という現象によって東洋医学的な”人体”に何が起こるのか、を簡単に理解しなくてはいけません。「発汗」という仕組みは、一般的には老廃物排出機構&体温調節機構です。コレは東洋医学的に考えてもそうで、正常であれば汗によって余分なお水(水湿の邪)、余分な熱(熱邪)を体外に排出してくれている訳です。つまり、ある程度出てくれて、止まってくれれば何ら問題のない生理現象です。(発汗のメカニズムについては『素問』評熱病論(33)、痺論(43)あたりに記載があります。)これが、過度の運動や、暑熱環境、あるいは”必要な ....

「熱中症」について(その3)

2011.07.02

さて、前回までのお話・・・35℃超え!!「熱中症」について 「熱中症」について(その2)前回、熱中症が起こる現代医学的なメカニズムについて、門外漢ながら、甚だ簡単ではありますが書かせていただきました。今回は、熱中症が起こる状況として有名な、・暑熱環境にいる・大量発汗している・激しい運動をしているということが、人体にどのような影響を及ぼすかについて、「東洋医学的に」考えてみたいと思います。まず、暑熱環境についてですが、コレは外界の「熱邪(ねつじゃ)」、「暑邪(しょじゃ)」がきつい環境、という風に考えます。(これは要は”自然界の余分な熱”です。)「風」「火」について「湿熱」について   参照こういう時、もともと体が冷えている(温める力が弱っている)人にとっては、そんなにつらくないか、むしろ楽だという人もいます。暑い時期や暑い場所にいると、極端に具合が悪くなる人、というのは、もともと体に「邪熱( ....

「熱中症」について(その2)

2011.07.01

さて、前回までのお話・・・35℃超え!!「熱中症」について 前回の終わりに、同じように暑い環境にいても、同じように水分補給をしていても、熱中症を発症する人としない人がある、と述べました。コレは、厳然たる事実ですよね?今日もニュースで、目黒区の小学生が6人、熱中症で病院に搬送された、とニュースでやっていました。児童6人、熱中症の疑い 東京・目黒の不動小学校・・・この病気は、早めに病院に送っちゃえば、大事に至らないケースがほとんどです。これから、7月8月と、全国のありとあらゆる病院の救急外来が、熱中症患者だらけになることでしょう。頭では分かっているようでも、いざ自分がなってみたり、なった人を目の前にすると、素人ではなかなか冷静な判断が出来ないものです。・・・が、そうはいっても、出来れば病院に行かずに済ませた方がいいです。6人の児童の親御さんも、学校から第一報を受けた時は気が気じゃなかったことで ....

「熱中症」について

2011.06.30

昨日の記事を受けて、「熱中症」というものについて、僕の考えを述べてみたいと思います。(笑)・・・と言っても、西洋医学的な熱中症の程度分類やら、塩分やミネラルのお話、意識障害やけいれんについてとか、そういうサイトはゴマンとあるんで、ここでは、要するに患者さんから見て、我々鍼灸医学、東洋医学に聞きたいこととしては、1.熱中症って、コワいコワいって言うけど、要するにどうすれば回避できるの??2.それでも、もしなっちゃったら、どうすれば最小限に食い止められるの??3.熱中症に対して、東洋医学はどう考え、何が出来るの??という3点に尽きるかと思いますので、この3点について書いてみたいと思います。・・・まあ、まずは熱中症の定義ぐらいは、簡単に述べておきましょう。「熱中症(暑熱障害 Hyperthermia)」というのは、体の中と外の”熱”によって引き起こされる、様々な体の不調のことで、専門的には、「暑 ....

35℃超え!!

2011.06.29

いや~、いよいよ夏到来ですねえ・・・♪僕は海の近くで生まれたせいか、個人的には夏が好きなのです。なぜだか妙にテンションが上がります。本日、都内でもついに35℃を超えた、とニュースでやっていました。清明院の患者さん達、突然の暑さから、水分をガブガブ。(暑くてもがぶ飲みとかアイス過食とかは極力控えてね~って、言ってはいますが・・・。ちなみに外作業等の、大量発汗時は、話は別よ。念のため。)まーとにかく、そのせいで、体が余分なお水でジャボジャボ。タプンタプン。デロンデロン。どんどん排出しなきゃいかんのに、かえって汗やお小水が出にくくなってる人なんかもいたりして、危なくてしゃーない。(苦笑)そんなこんなで、体重い、集中力ない、のぼせてめまいがするなどなど、色んな症状の患者さんが見えております。勉強になります。まあ微妙な違いはありますが、根本的には暑さ(熱)と、それにあてられて水分飲み過ぎしたとか、眠 ....

「肺」って何ですか?(その10)

2010.09.12

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