東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「ユナニ医学」とは

2018.04.11

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一口に「伝統医学」と言っても、実は色々あります。

 

 

今日、学校の講義でチラッとそんな話になったので、これまで触れてなかったので触れておきましょう。

 

 

「世界三大伝統医学」なんていう言い方があります。

 

 

一つはもちろん、、我々がやっている「中国伝統医学」

 

 

もう一つはインドの「アーユルヴェーダ」

 

(これについても、そのうち書きましょうね。)

 

 

そしてもう一つはイスラム文化圏で発展し、今でも行われている「ユナニ医学」

 

(日本からみたら、インドよりも、もっと西ですね。)

 

 

Wikipediaによれば、ユナニ医学は、古代ギリシャを起源とするようです。

 

(古代ギリシャ、ヒポクラテス~ガレノスの流れです。)

 

 

アラビア医学、イスラム医学とも言われます。

 

 

19世紀の人体解剖、現代西洋医学が発達する前までは、ヨーロッパでも広く行われていました。

 

 

基本的には食事療法が主であり、場合によっては生薬で、下剤をかけたり、瀉血療法も使うそうで、古代ギリシャのガレノス医学の「体液病理学説」を引き継いでおり、

 

「四体液説」という考え方を採用しており、体液を4種類に分けて、これらのバランスがとれていれば健康、崩れれば病気、という考え方です。

 

「四体液説」とは、人間の体液を「血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁」に分け、そのバランスを重視する考え方です。)

 

 

中国伝統医学のバイブルが『黄帝内経』であるように、ユナニ医学のバイブルはイブン・シーナーの『医学典範』だそうです。

 

 

『医学典範』は今、チョイチョイ読んでますが、なかなか興味深い。(*‘∀‘)

 

 

ユナニ医学の考え方、アーユルヴェーダの考え方が、中国伝統医学にも相当な影響を与えているんじゃないか、という考え方もあります。

 

 

西の方角から中国にやってきた名医は、こういう、中国にはない医学を修めた先生だったのかもしれませんね。

 

 

ユナニ、アーユルヴェーダ、鍼に還元できることがないか、模索、妄想しております☆

 

 

 

【参考文献】

 

サイード・パリッシュ・サーバッジュー編訳『ユーナニ医学入門』ベースボールマガジン社

 

 

 

 

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