東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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流派を超えられる人がいない?

2017.08.20

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この業界に入ると、あまりにも色々な方法論があり過ぎることに驚くんじゃないだろうか。

 

 

A先生の言ってることと、B先生の言ってることがまるで違う。

 

 

でもどっちの先生も患者さんを治している。

 

 

ではどっちが正しいの?

 

 

どっちも正しい?

 

 

どっちも間違ってる??

 

 

こんなことを考えて、悩む鍼灸学生は多いと思う。

 

 

・・・で、

 

「結局よく分かんねえや、普通の西洋医学をやろーっと!」

 

ってなっちゃうか、自分が縁を感じた先生にくっついているうちに、そこの流派のやり方考え方を行うようになる。

 

 

それで、ある程度治せるようになる。

 

 

それはそれでOK。

 

 

ただこれをずーっとやっていても、なかなか教育レベルで理論を統一したり、日本国民の医療の一つとしてのスタンダードを構築するのは難しい。

 

 

つまり社会における市民権のようなものは得られない。

 

 

相変わらず、宣伝合戦で、患者さんを多く集めたもん勝ちみたいな感じになる。(苦笑)

 

 

色々な病気の患者さんが、安心して鍼灸治療を選択できるようになるには、市民権を得ないといけない。

 

 

流派、学派を超えた考え方が必要になる。

 

 

現状、なかなかそういう動きはない。

 

 

でも今後、時代が変わって、世代が変わったら、イイ感じに動いていきそうな予感もする。(*‘∀‘)

 

 

 

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