東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「麦飯」ってどうでしょう?? 9

2017.07.20

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これまでのお話

 

「麦飯」ってどうでしょう??

「麦飯」ってどうでしょう?? 2

「麦飯」ってどうでしょう?? 3 

「麦飯」ってどうでしょう?? 4

「麦飯」ってどうでしょう?? 5

「麦飯」ってどうでしょう?? 6

「麦飯」ってどうでしょう?? 7

「麦飯」ってどうでしょう?? 8   参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆玄米はどうなんだ?

 

 

ここまでの話をまとめれば、白米7+麦飯3くらいで、そこにさらにとろろ(山芋)を入れたら最強な感じがします。

 

 

まあただ、山芋とろろはいいけど、スルスル飲み込んでしまって

 

「噛まないから消化に悪いのでは?」

 

という懸念がありますね。

 

 

こないだ、このシリーズに関して、

 

「玄米はどうでしょうか?」

 

というご質問をいただいたので、ついでなんで玄米についても、少し考えてみたいと思います。

 

 

玄米については、「麦飯」ってどうでしょう?? 4 にて、消化に悪い、と書きました。

 

(出典は『東方栄養新書』です。)

 

 

理由は食物繊維の多さからと言われておりますが、ここは少し調べると、諸説(というか賛否両論)あるようです。

 

 

患者さんでも、若い女性なんかでたまに、

 

「玄米菜食(マクロビ)やってます!!」

 

と仰る患者さんがチラホラいます。

 

 

マクロビ(正式にはマクロビオティック)を調べると、

 

桜沢如一(1893-1966)が提唱し、世界中に広めた食養生法であり、よく「玄米菜食」と言われるが、桜沢氏の思想、哲学が大きく反映されている。

 

と出てきます。

 

wikipedia「マクロビオティック」参照

 

(エ!マクロビって日本発なの??と思った人もいるかもしれませんね。意外と色々なところに”日本発”ってあるんですよ。(^^))

 

 

桜沢如一先生の紹介はそのうちするとして、ここでは「玄米」がいかなるものか、考えてみたいと思います。

 

(因みに東洋医学をやっている人は桜沢先生の『無双原理』『魔法のメガネ』『東洋医学の哲学』は読みましょうね☆)

 

 

玄米は現代栄養学的には白米よりもビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含むと言われ、健康食品と言われています。

 

 

普通の炊飯器で炊くとボソボソになるが、圧力鍋で炊くとふっくらと炊くことが出来るので、圧力鍋が簡単に手に入るようになった最近では注目されているようですね。

 

 

玄米の抗癌作用に関する研究もあるようで、玄米に含まれる「フィチン」などの栄養素の解毒効果が癌に有効なのでは?

 

なんて言われていますが、これはどうなんでしょうね。。。(^^;)

 

 

ここまでの話の中にもチョイチョイ出てきていますが、こういう、食品、健康食品の持つ「抗癌作用」「制癌作用」あるいは逆に「発癌物質」とかいう言い方には、

 

十二分に注意を払う必要があると思います。

 

(大体、玄米のみの食生活なんて出来ないわけだしね。。。)

 

 

ネット上の情報をパーッと見ていると、「玄米礼賛派」「玄米否定派」と、「冷静に考えようや派」と、「どーでもいいよ派」に分かれて、

 

侃侃諤諤とやっておりますね。(笑)

 

 

なぜ、こういうことが起こるかと言うと、いかに玄米が「ある人にとっては」いいものであったとしても、それを食べる人間側の、

 

個々の体質素因によって、発現される効果、変化、つまり結果が違うからだろうと思います。

 

 

まあ、よく問題になるのは消化不良のようですので、圧力釜で炊いた玄米を一定期間食べてみて、消化不良等の症状を起こさない人で、

 

なおかつ便通がよくなったとか、体調がよくなったとか、ポジティブな変化があれば、一先ずよしとしてもいいのではないでしょうか?

 

残留農薬の問題等が解決できているならば)

 

 

・・・では自分は玄米を継続的、積極的にとっても大丈夫そうか、この判断は東洋医学的判断が重要でしょう。

 

 

続く

 

 

 

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