東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

精神科疾患と東洋医学

「不安」と「症状」(その2)

2010.09.23

・・・以前、このテーマついて、実例を挙げて少し書きました。「不安」と「症状」 参照西洋医学的に、「慢性」だとか、「難治性」だとか言われる病気というのがあります。最初に断わっておきたいのは、それらが東洋医学的に見ても、必ずしも難治性か、慢性か、というと、そうではないことがあります。西洋医学的に見たら慢性、難治性であっても、東洋医学的には意外とシンプルな病気、ということは、実際にあります。なので東洋医学の場合は、一概に西洋医学的なそういう分類に、病を機械的に当てはめることはしません。しかし、実際の臨床上、治癒するまで、あるいは症状の緩解をみるまでに時間がかかったり、また、ある程度まではよくなっても、途中から治りの伸びシロが停滞してくる病気がある、これは事実です。なかなか症状が変わってこない、あるいは最初はよかったけど徐々に治療効果が停滞してきた、こういう時、患者さんに容赦なく襲いかかってくるの ....

「不安」と「症状」

2010.04.03

こないだ、高齢の女性患者さんを治療していて、治療中に妙に不安そうな表情を浮かべておられることに気付きました。そこで、「何かあったんですか?」と尋ねると、「ええ、実は病院で、骨密度が急激に下がってきているって言われて、もしかしたら大変な病気になってしまっているかもしれないから、徹底的に精密検査しよう、って言われちゃったんです・・・。」とのこと。「あホントにー・・。で、検査はいつなの?」と聞くと、「それが病院の都合で、2週間も先なんです・・。」とおっしゃいました。・・・上記の話、皆さんはどうお感じになりますか?この2週間の間、患者さんにしてみたら、不安で不安でたまりませんよね?近年では「終活」なんていう言葉もあるように、「高齢者」というのは、大体の方が友人や肉親の死などを通じて、自分自身の「死」というものに対しては、少なからず意識しながら日々生活されています。(若い人に比べれば、です。)表現の ....

ブログ記事関連タグ

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿