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こんばんは、坂口です。
11月に入り日中も空気が冷たく感じ、いよいよ冬が来たかと感じます。
来週7日は立冬、冬の始まりです。
冬支度がまだの人はお早めに。
先日患者さんが寒くなってきたからコタツを出したと嬉しそうに言っていました。
コタツに飲み物、雑誌、ミカンを置いてコタツから出なくてもいい状態を作り、カタツムリならぬコタツムリになるとの事(笑)
しかしコタツで寝るのは危険という事はご存知ですか?
よくコタツで寝ると風邪を引くと言いますが、その他に脱水症状や便秘、最悪脳梗塞なんて事にもつながります。
普段の睡眠でもコップ1杯以上の水分が失われていますがコタツで寝た場合はそれ以上に水分を失います。
体内の水分が不足すれば腸から水を再吸収する為、便が硬くなり便秘になります。
水分が少なくなれば血液もドロドロになるので血栓が出来てしまい、脳梗塞に繋がってしまう場合もあります。
段々とコタツムリの方が増えると思いますが、コタツで寝ないのはもちろん、水分をこまめに取って干からびないように気を付けましょう。
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こんばんは、坂口です。
往診の移動中蝉が鳴いているのを聞いて、夏らしさを感じてきました。
そして今週の19日から夏の土用に入りました。
土用とは四立(立夏、立秋、立冬、立春)の直前約18日間の期間の事です。
その中で夏の土用を土用と指す事が多く、夏の土用が1年間の中で最も暑い時期とされています。
江戸時代にはこの時期に柿の葉などの薬草を入れたお風呂に入ったり(丑湯)、お灸(土用灸)をすえたりして夏バテ予防をしていたと言われています。
また土用の丑の日には鰻を食べる習慣があります。
※今年の土用の丑の日は7月30日です。
これも諸説あるようですが有名な説が平賀源内という本草学者によるものです。
これは鰻屋が夏の時期に売れない事を平賀源内に相談したところ、店頭に丑の日という張り紙を張る事を勧めたそうです。
丑の日に「う」の字がつく物を食べると夏バテしないという風習があったとされ、鰻が土用の丑の日に食べられるようになったとされています。
実際鰻にはビタミンA、Bが豊富に含まれている為夏バテや食欲減退を防止する効果が期待出来ます。
東洋医学的な効能には補虚益血という作用があり、気血を滋養してくれる効果があり、夏に鰻を食べる事は理にかなっています。
鰻を食べて夏を乗り越えましょう。
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