東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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立夏

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
暑い日が続いていると思いきや、雨が降ると気温も急に低下してしまうという天候で、体には堪えますね。
 
 
 
GWも終わってしまい心も体も重いですが、楽しかったGW中の5月5日に、二十四節気でいう「立夏」を迎えました。
 
 
 
「夏の立つがゆへ也」と暦便覧に書かれている通り、この日から立秋の前日までが夏。
 
 
 
野山が新緑に彩られ、夏の気配が感じられるようになります。
 
 
 
そう、暦上は夏になったのです。
 
 
 
立夏とは夏が始まる日という意味を持っているそうです。
 
 
 
5月5日というと、子供の日の印象の方が強いですよね。
 
 
 
期間は、5月5日~5月21日で、立春から数えて7番目にあたります。
 
 
 
ちなみに、「立春」から「立夏」までを春。
 
 
 
「立夏」から「立秋」までを夏。
 
 
 
「立秋」から「立冬」までを秋。
 
 
 
「立冬」から「立春」までを冬としています。
 
 
 
これら四つを合わせて、「四立」と呼び、夏至、冬至、春分、秋分の「二至二分」を合わせて、「八節」といいます。
 
 
 
こんな風に1年を分けていたんですね、、、、、、
 
 
 
この立夏を七十二候でみると、3つに分けられます。
 
 
 
初候:蛙始鳴(かわずはじめてなく)5月5日頃
 
 
 
蛙が鳴き始める頃。
 
 
 
水田の中をスイスイ泳ぎ、活発に活動を始めます。「かわず」は蛙の歌語・雅語。
 
 
 
歌語・雅語は、和歌を詠むときに使用した、特殊な言葉だそうですね。
 
 
 
次候:蚯蚓出(みみずいずる)5月10日頃
 
 
 
みみずが地上に出てくる頃。
 
   
 
畑土をほぐしてくれるみみずは、動き始めるのが少し遅めです。
 
 
 
末候:竹笋生(たけのこしょうず)5月15日頃
 
 
 
たけのこが出てくる頃。
 
 
 
たけのこは成長が早く、一晩でひと節伸びると言われています。
 
 
 
蛙も、みみずも最近ではあまり見ることがなくなってしまいたね。
 
 
 
昔は、蛙の鳴き声がうるさくて、夜、なかなか寝られないとうこともあったのですが。
 
 
 
寂しいですね。
 
 
 
続く
 
 
 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

立冬を迎え、暦の上でも本格的な冬に突入しました。

 

 

 

 

二十四節句の冬は立冬から立春までの、立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒という6つの節句を含めた、一年で最も寒い時期です。

 

 

 

 

冬は強い北風が吹き、空気は乾燥し、一年の内で最も過ごしにくい季節となります。

 

 

 

 

この先、約半年の間、寒く厳しい気候が続き、身体の不調を訴える方が多くなります。

 

 

 

 

冬の主気である寒邪によって、身体の陽気が阻滞され、身体を温める作用が低下し、冷えを起こしやすくなります。

 

 

 

 

また、寒邪は気機を阻滞させ気血の流れを悪くし、痛みを生じやすくなります。

 

 

 

 

急な気温の低下や、室内と外の行き来による温度変化などによって、風寒邪が侵入しやすくなり、ひどい寒気を伴う、いわゆるカゼと呼ばれる外感表証が起こりやすくなります。

 

 

 

 

カゼと一言でいっても症状は個人によって様々で、体力の弱っているお年寄りなどは重症化することもあります。

 

 

 

 

その様な患者さんを治療するときは、気候の影響、さらに患者さんそれぞれの生活状況・身体状態に合わせ、治療に望んでいかなくてはなりません。

 

 

 

 

※関連ブログ参照

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