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こんばんは 浅田です
前回ご紹介した通り、清明院往診事業部は、東洋医学の考え方に基づいた鍼灸治療を行い、往診しております。
参照
今回は、私が診ている患者さんの症例、治療経過を簡単に10例紹介致します。
・後縦靭帯骨化症の80代男性
歩行できる時間が倍になった
・坐骨神経痛の80代女性
1年以上寝たきりで歩行が困難だったが、介助しながら200m以上歩けるようになった
・パーキンソン病の80代男性
四肢の震え、眩暈の頻度が軽減し、外出できるようになった
・廃用症候群の100歳女性
混乱した言葉使いや、幻覚が消失した
・転倒による大腿骨骨折の80代女性
歩行が困難だったが、車椅子への移乗は自力でできるようになった
・一過性脳虚血発作の90代女性
発症時、片マヒ、言語障害が出現していたが、鍼灸の早期介入により、後遺症は全く無い
・全身性強皮症の50代女性
足趾切断後、モルヒネ系鎮痛剤を長期間大量投与していたが、軽度な鎮痛剤に減薬することができ、副作用が消失した
・脳梗塞の50代男性
下肢の痺れが軽減し、外出できるようになった
・認知症の90代女性
使用する言語数が増え、会話できる幅広がった
・腰椎圧迫骨折の80代女性
寝たきりで寝返りすらできなかったが、介護する必要なく生活できるようになった
この他にも、まだまだ多数の改善例があります。
今まで当たり前の様にできていた生活動作ができなくなっていくと、大変悔しく、悩みが積っていきます。
しかし、痛み、硬さ、痒み、重さ等の症状が改善し、日常の生活動作が少しでも向上すると、自然と患者さんの笑顔が増えていきます。
立てる、歩ける、服を自分で着れる、食事の時間が早くなる等、基本的な生活動作が向上することで、介護する側の負担が大幅に減る為、ご家族や看護師、介護士の方々にも喜んで頂いております。
ご家族や、施設の利用者さん等にお困りの方がいらっしゃいましたら、まずはお問い合わせ下さい。
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こんばんは 。松田です☆”
今週は、朝晩寒く、日中も風が冷たくて寒い日が多かったように感じました。
先日、今年度最後の臨床実習が終わりました。
最後に私が担当した学生さんの様子をみて、できる限りやるべきと思うことがありました。
臨床実習では、初診と再診の2回治療を行うのですが、その学生さんが担当した患者さんは、初診時は下肢の痛み痺れが主訴でしたが、再診では下肢はあまり気にならず、それよりも別の症状を治してほしいという事でした。
その症状は風邪でした。
一応、初診が終わってから、再診まで2週間空いていたので、2週間経って下肢の状態が割と良くなっていて、風邪を引いていたり、腰を痛めていたりと別の症状が出ているかもしれないので、その場合でも対応できるようにしておいて下さいと学生さんには伝えておきました。
そのため、風邪についても復習し、準備をしてきたようですが、風邪にはどんなパターンがあり、こういう症状があればこう考えられ、こういう治療があるという考え方ではなく、風邪だったらあのツボに治療しようという風に考えてきた様子でした。
治療に入り、今回は風邪症状が辛いのでお願いしますと言われると、案の定、何を聞いてどう考えればいいか分からず、治療方針も全く立たなかったので、殆ど私が指導した内容で行いました。
治療方針を決める際に、話し合いを行うのですが、その際にも今診察した情報から何が考えられるかと色々とパスを出しても、全然分からないとか何も思いつかないなどと言っており、ヒントを出しながら粘りましたが、全然出てこないので仕方なく治療内容について口を出すことにしました。
患者さんに対する対応は、緊張して表情が硬いくらいでそんなに問題はありませんでしたが、治療に対して自分で考えようとしないのは全然よくないと思います。
本来なら辛い症状を訴えている患者さんを目の前のして、分からないので治療できないというのはありえません。
当然ですが、自信がなくても、自分が得た情報の中から確からしいと思う病態を考え、それに合う治療法を考えて、それに対し効果があるであろうツボを選択し、今自分ができる限りのことをやるべきだと思います。
それを今回強く思いましたし、学生さんにも今後も同じようなことが必ずあるので、その時には今回のように投げ出さないようにと伝えました。
これは、普段治療する際に100%の自信が持てない中で、試行錯誤しながら皆やっていることだと思いますが、そういったことを今回改めて考えさせられる出来事でした。
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2013.09.12
2013.11.14
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