東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

とうとう、10月に入りました!

 

 

 

残り今年も3ヶ月!

 

 

 

楽しんでいきましょう!

 

 

 

今年の夏も暑かったですね。

 

 

 

暑さにやられて、体調を崩される方も多かったのではないでしょうか。

 

 

 

それは人間だけじゃなくて、猫もウーパールーパーも同じでした。

 

 

 

猫は少し食事量が減少したかな?という程度で済んだのですが、酷かったのはウーパールーパーのぴーちゃん。

 

 

 

暑さで全く食べられなくなりました。

 

 

 

もともと寒暖差に弱く、水温が上がり過ぎると死んでしまう可能性がありますし、下がりすぎると、冬眠してしまうことがあります。

 

 

 

夏は水槽の中に、凍らしたペットボトルをいれて、水温を落とすなど工夫はしたのですが、どんどん動かなくなり、食べなくなっていきました。

 

 

 

しかし、夏が過ぎ、気温も落ち着き、水温も低下してきた9月末頃、少しずつ食べるようになり、今では完全に回復して、元気に動くようになりました。

 

 

 

室温などの生活環境は、人間だけじゃなく、動物も大切ですね!

 

 
 
 

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こんばんは、謝敷です
 
 
 
 
 
あっという間に10月に突入しましたね。
今年も残すところ3か月を切って、きっとこの勢いですぐに年末になってしまうのだろうと思います。
駆け足で過ぎてしまう毎日ですが、唯一無二の1日を、大切に意識したいと思います。
 
 
 
 
 
 
さて、前回は「機能性ディスペプシア」という疾患の概要について、ご紹介致しました。
今日は、診療ガイドラインでの鍼灸の記載についてご紹介致します。
 
 
 
 
ガイドラインでは、
FDの治療として、鍼灸療法は有用か?」という質問を挙げ、以下のような回答をしています。
 
 
 
 
 
・鍼治療は有用であるとの報告がある。
・灸治療については、検討が不十分であり、その効果は不明である。  
 
 
 
 
 
解説では、2014年のCochranレビューや、
同年に24件の研究をまとめたメタアナリシス、
2017年に22件の中国の報告をまとめたメタアナリシスの結果を紹介しています。
 
 
 
 
 
Cochranでは7件(542名)の研究結果から、
薬物治療との比較においては、FDの頻度や症状の程度に有意な効果の差は認められなかったが、
偽鍼との比較では、有意に症状や不安度を改善する可能性があること、
しかしエビデンスレベルは低く、有効性や安全性については、
依然として不明であることを紹介しています。
 
 
 
 
 
24件の報告をまとめたメタアナリシスならびに
22件の報告をまとめたメタアナリシスでは、
共に、薬物治療と比較しても、鍼治療は有意な効果を示したと報告しています。
 
 
 
 
 
 
いずれもエビデンスレベルの低さや、限定的なエビデンスであること等が指摘されていますが、
200名以上の症例を対象とした研究でも、偽鍼治療と比較した際、
食後愁訴症候群の症状を有意に改善したことが報告されていること等から、
診療ガイドラインにおいては、「有用であるとの報告がある」と記載されているようです。
 
 
 
 
 
 
灸については、3件の研究をまとめたメタアナリシスを紹介し、
有効性が示されていなかったとの報告が記載されていますが、
いずれも中国からの報告が主で、詳細は不明としています。
 
 
 
 
 
現時点で、PubMedにてFDと鍼灸を検索してみると、2014年以降、142件の論文が公表されています。
折角ですので、次回は現在のガイドラインで紹介されている論文以降の研究成果をいくつか見てみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
(参考資料)
・日本消化器学会「機能性消化管疾患診療ガイドライン2021―機能性ディスペプシア」(改訂第2版)
https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/pdf/fd2021r_.pdf
 
 
 
 
 
 

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